目を覚ますと…
司
ああ…??
司
ココ、どこだ…?
そこは知らない部屋だった
類
ああ司くん…やっと起きたのかい?
司
類?何故お前も?
類
司くん、何度起こしても起きないものだから…心配したんだよ
司
そんなにぐっすりだったか?
類
ああ、とてもね
類
って…それどころじゃないんだ
司
?
司
何かあったのか?
司
ってそもそも、なんなのだこの状況は!
司
それに何処なのだここは!?
類
…これを見てくれ
司
は?
司
「手を繋がないと出られない部屋」?
司
な、なんなんだコレ…
司
よく分からんココからも、お前と手を繋げば出られるのか??
類
ああ、そうだね
司
ならば類!早く手をだせ!!
類
ああ、それなら問題無いよ
司
はあ??
類
扉はもう開いている
類
君が寝ている間に試してみたらこの通り…
司
うおっ!?開いた!?
類
開いたよ
司
…これで、帰れるのか?
類
…いいや、そうでもないみたいだ
司
どういう事だ?
扉の向こうを覗いてみると…
司
はあ!?同じ部屋!?
そこには今いるこの部屋と、全く同じ部屋が存在していたのだ
司
冗談じゃないよな…?
類
ちっともね
司
ああーっ!?
司
一体どういう事なのだ!!
司
全く意味が分からんぞ!!
類
けれど今は進んでみるしかないよ
類
ここには水道…水しかないのだから、居られる時間も限られている
司
くぅぅ…行くしかないのか…!
類
ああ、進もう
司
…といっても、同じ部屋なんだがなあ
2つ目の部屋
司
ううーん、やはり同じだ──
──ガチャン
司
うおっ!?なんだ!?
類
鍵が閉まったんだ
類
恐らく、この部屋にもさっきと同じ紙が…
司
紙って…コレのことか?
類
ああ、それだ
類
内容は?なんて書いてある?
司
「ハグをしないと出られない部屋」
司
らしいぞ?
類
…さっきの内容に比べて、今回の内容は少しだけハードルが上がったように感じるね
司
ああ…言われてみれば確かに
司
だがハグくらい カンタンだよな?
類
ああ、カンタンだね
司
ほら類、早くしよう?
類
ええ、僕からハグするのかい?
司
そここだわる所かぁ!?
司
オレはどちらでもいいが…コッチの方がしなれているせいか?
司
自然と今こうしてしまったな…
類
それじゃあそんな甘え慣れていない司くんに
類
少しだけ今回は甘えてみて貰おうかな
類
ねえ、お兄ちゃん?
司
バカ!からかうでない!
司
って…なんだ?
司
すればいいのか…??
類
ああ、ほらおいで
司
うぅっ、やめんかそれ!照れる!
類
ほら、司くん
司
…ええいっ!
類
ふふっ、かなりがっしり抱きしめてくるね?
司
なんだ…勢いでだ!つい!
類
いいよ、気にしないから
類
ほら、扉開いてるみたいだよ
司
ああ…?
類
ハグよりさらに上となると次は…
司
なっ…!?
類
キス、かな♪
司
は、はああっ!?!?






