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目を覚ますと…

ああ…??

ココ、どこだ…?

そこは知らない部屋だった

ああ司くん…やっと起きたのかい?

類?何故お前も?

司くん、何度起こしても起きないものだから…心配したんだよ

そんなにぐっすりだったか?

ああ、とてもね

って…それどころじゃないんだ

何かあったのか?

ってそもそも、なんなのだこの状況は!

それに何処なのだここは!?

…これを見てくれ

は?

「手を繋がないと出られない部屋」?

な、なんなんだコレ…

よく分からんココからも、お前と手を繋げば出られるのか??

ああ、そうだね

ならば類!早く手をだせ!!

ああ、それなら問題無いよ

はあ??

扉はもう開いている

君が寝ている間に試してみたらこの通り…

うおっ!?開いた!?

開いたよ

…これで、帰れるのか?

…いいや、そうでもないみたいだ

どういう事だ?

扉の向こうを覗いてみると…

はあ!?同じ部屋!?

そこには今いるこの部屋と、全く同じ部屋が存在していたのだ

冗談じゃないよな…?

ちっともね

ああーっ!?

一体どういう事なのだ!!

全く意味が分からんぞ!!

けれど今は進んでみるしかないよ

ここには水道…水しかないのだから、居られる時間も限られている

くぅぅ…行くしかないのか…!

ああ、進もう

…といっても、同じ部屋なんだがなあ

2つ目の部屋

ううーん、やはり同じだ──

──ガチャン

うおっ!?なんだ!?

鍵が閉まったんだ

恐らく、この部屋にもさっきと同じ紙が…

紙って…コレのことか?

ああ、それだ

内容は?なんて書いてある?

「ハグをしないと出られない部屋」

らしいぞ?

…さっきの内容に比べて、今回の内容は少しだけハードルが上がったように感じるね

ああ…言われてみれば確かに

だがハグくらい カンタンだよな?

ああ、カンタンだね

ほら類、早くしよう?

ええ、僕からハグするのかい?

そここだわる所かぁ!?

オレはどちらでもいいが…コッチの方がしなれているせいか?

自然と今こうしてしまったな…

それじゃあそんな甘え慣れていない司くんに

少しだけ今回は甘えてみて貰おうかな

ねえ、お兄ちゃん?

バカ!からかうでない!

って…なんだ?

すればいいのか…??

ああ、ほらおいで

うぅっ、やめんかそれ!照れる!

ほら、司くん

…ええいっ!

ふふっ、かなりがっしり抱きしめてくるね?

なんだ…勢いでだ!つい!

いいよ、気にしないから

ほら、扉開いてるみたいだよ

ああ…?

ハグよりさらに上となると次は…

なっ…!?

キス、かな♪

は、はああっ!?!?

類司、〇〇しないと出られない部屋に閉じ込められました

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