テラーノベル
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きなこ
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コメント
1件
あおいです🌷 第1話、読ませていただきました。 「ただ仲良くしたかっただけ」なのに、気づけば誰かを傷つける言葉の輪の中心にいて——そして自分もその輪の外に弾かれる瞬間の、あの静かな絶望感。教室を出る場面の、微かな震え声の描写がすごくリアルで、胸がぎゅっとなりました。あの“つもり”でいた自分に気づくラスト、続きが気になります。
rn
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友達A
友達B
rn
その頃の私は、デリカシーがなくて。
それで、誰かをバカにしてた。
その言葉がどれだけ酷くて、そして美しいのか。
友達C
友達A
友達B
友達C
友達A
rn
クラスメイトAくんは、友達Cちゃんが好きって聞いたことがある。
それでも、私はそれを言わなかった。
言えば、場を悪くしてしまうだろうから。
友達C
友達B
皆軽いノリで流すけれど、どこかぎこちない。
それでも…。
私達が誰かの悪口を言えば、それなりに人が集まる。
友達D
友達C
友達A
rn
いつからかrnは、クラスの中心にいた。
楽しくて、やめたくなくて。
夢中で悪口を言ってしまった。
とある日のこと
rn
友達A
rn
また悪口を言っているのだろうか。
『私も輪に入れて』そう言おうと思った時……。
友達B
友達A
友達A
友達C
友達D
友達B
rn
微かな、震えた声。
この声があなた達に届いているか分からないけれど。
私は、教室を後にした。
rn
rn
私はただ、1人で泣くことしかできなくて。
イキってる“つもり”なんてない。
調子に乗ってる“つもり”はない。
私は、ただ皆と仲良くしたかったの。
rn
私はそこで気付いてしまった。
私は全て……。
“つもり”でいる事を。
“一方通行”である事を。
rn
それに気づいた途端に、涙が止まらなくて。
私は1人暗くなる空の下、しゃがみ込んで泣くことしかできなかった。