テラーノベル
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第3話
吾輩は毒使いである。
ベネノ
女性のように愛らしい見た目から 出る歴とした男性の声に 少しクラスがどよめいた。
Mr.赤ちゃん
ベネノ
Mr.赤ちゃん
折角女の子と一緒に 授業受けられると思ったのに! とショックを受け崩れ落ちる Mr.赤ちゃんにベネノは 苦笑を漏らした。
すまない先生
ベネノ
赤い髪の子の隣か、とぼやきつつ 席の合間を縫いベネノは空席に座る。
すまない先生
すまない先生の元気な声が 教室内に響き渡る。 ちらりと隣の席の人に目を向けると 目があったのでベネノは 小声で笑いかけた。
ベネノ
Mr.レッド
ホームルームが終わり、 ベネノが椅子に体を預け 楽にしていると、クラスの外が 騒がしいことに気がついた。
ふとそちらを見てみると、 扉の外から生徒がこちらを見ている。
A組生徒
A組生徒
ベネノ
Mr.レッド
どうやら生徒が集まってる 理由が自分だと理解したベネノは とりあえず隣に座っている 赤髪の彼は一旦スルーして 机に座ったまま声を張り上げた。
ベネノ
A組生徒
A組生徒
A組生徒
A組生徒
A組生徒
脳破壊をして頭から倒れる者や 新しい扉を開き始めた者もいるが とりあえず去っていった生徒達を見て ベネノはほっと息をつく。 それと同時に新しい性癖の扉を 開き始めた彼についてはその扉の 先を見ずにそっと閉じて欲しいなぁ、とも考えていた。
そんなベネノの元に 近づく3つの影があった。
Mr.赤ちゃん
Mr.ブルー
Mr.銀さん
牛乳を飲みながら話しかけて 来た赤ちゃんと、顔が 隣の赤い髪の男子と似ている 青い髪の男子。 あと翡翠の目がとても綺麗な 銀髪の男子。 ほんとに赤ちゃんが喋ってる… という驚愕は喉の奥に押しやって ベネノは質問に答えた。
ベネノ
Mr.赤ちゃん
Mr.ブルー
Mr.銀さん
ベネノ
Mr.銀さん
ベネノ
Mr.レッド
ベネノ
Mr.レッド
その整った顔を少し歪めた レッドについ笑いが溢れ出る。 そんなベネノは「ああところで」と 話を切り出した。
ベネノ
Mr.銀さん
ベネノ
Mr.銀さん
Mr.赤ちゃん
Mr.ブルー
ベネノ
みんな優しいね、と 彼が微笑めば三者三様の 笑顔が帰って来た。 ちなみにMr.レッドは机に 突っ伏して寝ていた。
Mr.銀さん
Mr.ブルー
Mr.赤ちゃん
ベネノ
もうそろそろ授業開始だ、と 席に戻る3人の背を見ながら これなら父様母様も 心配せずに済むだろうな、と ベネノは心の底でつぶやいた。
ベネノ
ベネノの母
ベネノの父
ベネノの父
ベネノ
放課後。校門の近くで 両親にメールを送った彼は 借りている家に帰ろうと 歩き始めた。
Mr.マネー
ベネノ
ベネノに話しかけて来た メガネの生徒は、名前を呼ばれると 歯を見せて豪快に笑った。
Mr.マネー
ベネノ
また金塊を出し始めるマネーに ベネノは慄いた。 その様子を見たマネーは む、と金塊を出すのをやめる
Mr.マネー
ベネノ
ごめんねぇ、嫌な気持ちに させちゃったかな? と申し訳なさそうに手を合わせていた ベネノはふとマネーに問いかけた。
ベネノ
Mr.マネー
ベネノ
Mr.マネー
ベネノ
先程までの大きな声を潜めて、 ぼそりと呟いた彼の変わりようを 見てぽかん、としていた ベネノは出迎えの車が校門の前に 止まったのをを見て マネーの背中をそっと押した。
ベネノ
車に乗り込むマネーに手を振ると 手を振り返された。 さらに笑みが深くなった彼は 軽い足取りで借りた家への帰路を 歩いていった。
ベネノ
とりあえずご飯だ、ご飯。 帰ってご飯つくんないと。 そんな呟きは、夕焼けの空に 焼けて消えた。
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