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杏音
え、、？
光希
話があるんだ
光希
ちょっと屋上までいいか？
杏音
え、、
杏音
う、うん。。
杏音
(どうしたんだろう、、？)
杏音
(告白、、？いや、そんなわけないよね、、)
光希
すぐ終わる話だから、早く
杏音
あっ、うん。
杏音
(怒ってるのかな、、？)
杏音
(やっぱり光希の感情は読めないや、、)
屋上
杏音
、、、っなに？
光希
光希
俺さ、
光希
お前のことで気になってるんだ、
杏音
え？
杏音
(気になってるって、どういうこと？)
光希
お前が、何か悩みを抱えてるんじゃないかって、、、
杏音
え
杏音
どうして、、？
光希
ずっと、なんか上の空っていうかさ
杏音
何、それ、、
光希
何って言われても、、
光希
とにかく、なんか話したいこと、あるんじゃないかって。
杏音
(何だ、、)
杏音
(告白なんかじゃないんだ、、)
杏音
(分かってたことなのに、なんか安心したような、悲しいような、、)
杏音
な、なんでもないから。
光希
本当に？
杏音
最近、疲れただけだよ。よく眠れてないし、、
光希
悩みがあるんじゃないのか
杏音
いや、本当に違うから、心配しないで
杏音
杏音
なんで、、いつもいつも、、
光希
、、？
杏音
(ただ、好きと言いたいだけなのに。)
杏音
(なんでこんなに近くにいるのに)
杏音
(遠くにいるように感じるんだろう。)
光希
俺はさ、、
杏音
う、うん
光希
力になりたいんだ。親友として
杏音
(親友、、か、、)
杏音
(やっぱり、それ以上でも、以下でもない)
光希
だから、話せるようになったら、話してほしい
杏音
分かったけど、、
杏音
今はまだ、大丈夫だから。
光希
そうなら、いいんだけど
光希
じゃあ、帰ろっか
光希
急に、ごめん
杏音
ううん、いいよ、、
杏音
何も話せなくて、ごめんね
光希
でも、いつでも話は聞くから
杏音
うん。。ありがとう
凛
(なあ、杏音)
杏音
(、、何？今、授業中なんだから、静かにしないと、、)
凛
(ここ分かんねーんだけど)
杏音
(ええ、めんどくさい、、)
杏音
(ここは、こうやってこうやって、、)
先生
何話してるんだ、うるさいぞー
凛
すいませーん
凛
湊さんが話しかけてきたんですー
杏音
(ちょっと！何言ってんの！)
杏音
(ひどいじゃない！)
凛
(うっせー、お前が素直に俺に教えたのが悪いんだよ)
杏音
(はあ？マジで殺していい？)
凛ー幼馴染ではないが、中学で出会い仲良くなった男子。
凛はハーフで、英語もペラペラだ。
凛は杏音と同じく、あまり勉強はできないが、面白くて、クラスでは人気者だ
凛に特別な感情を抱いてるわけじゃないが、本当に大事な友達として接している。
凛
(そうだ、どうなったんだよ？)
杏音
(何が？)
凛
(だから、、あいつと)
凛
(最近、どうなの？って話。)
杏音
(ああ、、)
凛だけに、自分の好きな人は伝えたことがあり、いつも相談に乗ってくれた
杏音
(今日、屋上で、二人きりで話ししたの)
凛
(マジかよ！？)
凛
(どんな話、したんだよ？)
杏音
(私がずっと上の空だとか言ってて)
杏音
(だから悩みがあったら聞くって)
杏音
(それだけ)
凛
(そうか、、)
凛
(俺にも、困ったことあったら言えよ。)
杏音
(分かってる。凛が私の一番の理解者だからね。)
凛
(っっはぁ〜)
凛
(期待させんなよな、、)
杏音
(え？なんて？ごめん、聞こえなかった)
凛
(いや、なんでもない)
そう言って凛はまた前を向いた。
ハート♥️50で続き書きます！
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