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冬流/Huru
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いとま
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コメント
3件
もうめっちゃ書き方好みすぎます‼️😖😻💖 続きすっごい楽しみです!🥹🫶🏻💕︎
ああ、もう……胸がぎゅっとなりました。何百年も一人で、誰にも触れられずに生きてきた主人公の孤独が、ひしひしと伝わってきました。特に、唯一信じた友達に「化け物」と言われたシーンは、読んでいて本当に辛かったです。でも、最後の「きみとの初めての出逢い」で、小さな子どもの泣き声——あの瞬間、何かが変わる予感がしました。この先、どうなるんだろう。続きがすごく気になります。
あれは 今から 数千年も 前のこと
あの日 俺は 、 光が 少ししか 入り込まない 、
人が あまり 出入りしない 森の中にいた
出来るだけ 人に関わることのないように
誰にも目につかないような場所に いたかったから
人と 関わると ろくなことがないと 分かっているから
俺は 人を 怖がらせてしまう
呪われている 生物 だから 。
俺は 、 普通の 人間じゃない 。
いや 、 ひと昔前までは
俺自身も 普通の人間だと 思っていた 。
500年前くらい 俺が 生まれて まだ幼かった頃
あの頃は まだ 俺は 普通の人間 だと 思っていたし
それを 疑うわけもなかった
家族だって 友達だって いたし 、
何も 人と 変わらなかった はず だった 。
でも 年を重ねていくにつれ 、 段々と 自分が おかしい ということに 気が付いた
20歳 くらいから 見た目が変わらない
周りの 友達達は みんな 年をとっていくと 見た目が どんどん 変わっていくのに
俺だけは ずっと 若々しい見た目から 変わらないまま だった
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そのせいで 、 周りの 友達が 全員 俺を 避けるようになった
誰も 俺に 近づかない 。 家族でさえ 、 あまりに変わらない俺に 恐れをなした
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そう言って 、 全員 俺の周りから いなくなった 。
風の噂で 親が死んだと聞いた頃も 、 俺はまだ 20歳の見た目のまま
同じくらいに生まれたであろう人間が 次々と いなくなっていくのに
俺だけは あの頃から 何もかも 変わらない
俺は 、 普通の 人間じゃないと 、 改めて そう 自覚させられた 。
自分が 恐ろしくなった 。
俺は 人間じゃなければ 何者なのか 。
なんで 自分なのか 。 なぜ自分だけが 変わらないのか
始めて 、 神というものを 憎らしく思った
俺は 恐れられて 、 関わってはいけない 、 呪われた存在のように 扱われた
誰も 話しかけてこない
怯えた目をして こちらを 窺う人もいれば
不快なものを 見るような目で 俺を 悪く言う人もいた
俺は そこに 存在する 、 それだけで 恐れられるようになった
だから俺は 、 怖がられるくらいならと思って 、
ずっと 家に 引きこもってばかりの生活をした
家に 引きこもりの生活を極めて 何十年後
家に引きこもっていたから 、 俺のことを 知っている人は もうとっくにいなくなっただろう
家も 古くなっていて 、 いつまでもつかは 分からない
でも 、 どれだけ 家が古くなろうと 俺の見た目は 変わらなかった
ふと 気の迷いで 外に出てみようと思った
久しぶりに見た 外の景色は あの頃と 比べると 少し違くなっていて
家は 増えたし 知らない人が 沢山 歩いていた 。
誰も 、 あの頃とは 違って 、 俺を 軽蔑するような目で みなかった
少し 外を 散歩しようと思った 。
誰も 俺のことを 気にしないで 普通に 通り過ぎていく
話しかけることもないが 避けられることもない
昔よりずっと気楽だった
歩いていると 昔からあった 公園を見かけた 。
俺が 幼い頃 、 仲の良かったはずの 友達と 幾度も遊んだ 公園だった 。
まだ 残っていたのかと 懐かしくなって 公園に入って 中のベンチに腰掛けた
幼い男の子たちが 遊具で遊んでいたり 鬼ごっこをしていたり
俺も 普通の 人間であったなら 、
最後まで あーゆー風に 友達と 笑い合うことが できていたのだろうか
でも そんなことを 考えても 意味はない
俺は 化け物 だから 、 そんな日は 二度と 訪れない
いつまで 俺は 生き続けるんだろう 、そんなことを 考えていたとき
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年齢は 20歳くらいの 、 若い 男が 話しかけてきた
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長い間 人と話していなかったから なんて答えればいいか わからなかった
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嘘を吐いた 。 そうじゃないと 怪しまれるかも と 思ったから 。
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そこからだった 。 俺が こんな どん底に 落ちたのは 。
俺たちは あれから すこぶる 仲がよくなった 。
一緒に 飲みに行ったり 、 旅行をしてみたり ゲームをしたり
いつの間にか なんでも 話せる仲になっていた
また あの時みたいに なるかもしれないと 最初は 少し 身構えたけど
俺が 人間じゃないことは 未だに 隠し通せている
生きていて 楽しいと思ったのは 、 何十年ぶりだろう
こいつは 俺のことを信じてくれるし 、 俺は こいつの ことを 信じている
喧嘩しても すぐ仲直りして 、 何年も一緒に居た
だから 、 こいつにだけは 俺の秘密を 話してもいいと思った
こいつなら 、 どんな 俺でも 認めてくれると 、 そう思っていた 。
だから ある日の夜 、 このことを 離すために 公園に呼びつけた 。
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こいつなら 分かってくれるだろうと
今まで あれから 誰にも 話していなかった ことを 言った 。
認めてくれると 、 もしかしたら すげえとでも 言ってくれるんじゃないかと 期待した
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さっきまで 笑っていたはずの 顔は
あの頃と 同じ 、 軽蔑を 含んだ 目をしていた
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そういわれたとき 、 それを 脳が理解したとき
俺の心は 壊れたんだと思う
涙は でなかった
分かってしまったから
俺は 誰にも 近づいてはいけなかった 化け物だってことが
いくら 仲良くなっても 、 全員 離れていくんだってことも
こうなることは よく考えれば 分かっていたはずなのに
あれから 俺は 人を信じることも 、 なにもかも やめた 。
人と関わると ろくなことがないから 。
怖がらせて 俺が 傷つくから 。
ただ この いつ終わるのか 分からない 寿命が尽きるまで
誰の目にも触れずに 生きようと 誓った
あれから 何百年も 時が流れて 、
時代は変わり 、 町も どんどん 形を変えていった 。
勿論 、 家は なくなった 。
ただ 、 人目の付かないところで ひっそり過ごして
夜の 人が少なくなったときに 街に出て 飯を食べる
そんな 生活を 送っていた 。
自分は 存在してはいけない 生物だから 、
もう あんな 思い したくないから 人と 関わろうとなんて 思わなかった
いつものように 誰も 人はいない 、 葉擦れの音と 鳥のさえずり しか 聞こえなかった
はずだった
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これが きみとの 初めての 出逢い だった 。