七緒
おっはようございまぁす!
遼平
ございまぁす!
海斗
七緒うるせぇ!遼平ちゃんと
挨拶しろ!
挨拶しろ!
静弥
そうだよ...湊...おは.っ
静弥
どうしたの?!その腕!
賑やかしていたが 静まり返る
海斗
!
湊
なんでも無いよ...
遼平
なんでもなく無いじゃん!
どうしたんだよ!
どうしたんだよ!
七緒
そうだよ?どしたの?
妹尾
どうしたの?
すると奥から 袴に着替え終わった女子達と先程 会ったマサさんがいた
白菊
?
花沢
な...鳴宮くん?!どうしたの?!
雅貴
(あちゃー
やっぱバレるか
やっぱバレるか
湊
なんでも無いよ
助けてよ
妹尾
なんでもなく無いよ
白菊
そうですわ
聞かないでよ
海斗
(やっぱりなんかあんのか?
海斗
(この前も伏せてたし
湊
だから!なんでも無いってば!
急に声を上げた湊
静弥
!
遼平
ひっ!
七緒
あちゃー
そっとしておいて!
妹尾
ごめん
花沢
...(限界?かなぁ
白菊
..泣
花沢
?!
湊
あ
傷つけたくない
巻き込みたくないから
湊
ごめ...っごめんな...さっ(ヒュッ
白菊
い...いえ..(泣
白菊
辛いのは鳴宮さんなのに...私がっ
湊
ちが....っ(ヒュ
違うから...
違うから...
静弥
湊落ち着いて
遼平
そうだよ
湊は急に黙り出し頭を抑え 唸り出した
湊
...!
湊
あ"ぁ"...
静弥
湊?
遼平
大丈夫?オロオロ
海斗
おい...
海斗が湊の肩に触れた
次の瞬間
湊
触るな!
パシン
傷つけたく...
海斗
お...おう悪い
雅貴
大丈夫か?海斗
海斗
マサさん...
湊
....
どうせマサさんも裏切る
みんなどうせ
雅貴
湊
湊
...
雅貴
今日は帰れ
湊
...
トタトタ
遼平
湊!
静弥
遼平...そっとしておこう
遼平
でも!
七緒
最近の湊見てたっしょ?
七緒
(たたみかけたら絶対自殺する
遼平
うん...
海斗
なに抱えてんだよ...クソ!
妹尾
...
花沢
鳴宮くん
白菊
私のせいですわ
湊は静かに帰っていった
雅貴
今日は朝練はなしだ、着替えた女子はすまんな
雅貴
午後俺は用事があるから練習は見てやれないすまんな
湊はあの後夜多の森神社に来ていた
湊
なんで上手くいかないんだよ..
湊
クソ...
ここにいると必ず彼が来ると 湊はわかっていたからである
湊
どうしたら..面倒かけずに済む
湊
普通になれる
お前は普通じゃない
お前は無理だな、一生
湊
あぁ
俺は普通だ
湊
...普通ってなんだ?
湊
っ...
湊は両手を首に回し 強く締める
トコトコ
誰かがこちらに近づく 足音がした
彼だ
雅貴
よっ!
湊
マサさん...
雅貴
とりあえずその手を離せ
湊
嫌...
雅貴
離せ...
湊
なんで?
雅貴
苦しいだろ?
湊
別に
湊
生きている意味ないからどうでもいい
雅貴
俺は良くない、可愛い弟子が
目の前で自殺行為は
目の前で自殺行為は
湊
....フフ
湊はその日久しぶりに笑った