消えた暁月

ここは不思議な場所

お店と言われればそうではない

しかし、ここでは沢山の情報が隠されているという

それはーー、

カラン、と音を立てて扉が開かれる

扉から小さな少女が顔を出す

それを見たここの店主ーー碧華は笑顔で少女に近づいた

碧華は目の前で心配そうに周りを見回す少女を見ながら、目を細めた

少女と視線を合わせるようにして、碧華はしゃがむと少女に微笑みかけた

少女は目を見開いて数歩あとずさる

そして、下を向いてたかと思うとクツクツと怪しい笑い声を上げた

体がボコボコと膨れ上がり、少女だったものは大きな異形に成り果てた

それを無表情で見上げながら碧華は腕を組む

そして、少女ーー否ルオスティンが腕を振り上げた瞬間ーー、

部屋の奥から扉ごと華奢な人影が飛んできて、思い切りルオスティンを蹴り飛ばす

そのままルオスティンは壁にぶつかりめり込んだ

伸びをしながら少年ーー槭は笑いながらルオスティンに近づく

槭は持っていた弓を引き抜き双剣のようなものに変えると、思い切りルオスティンの胸に刺す

悲鳴を上げてルオスティンは暴れたあと、灰になって消えた

碧華に見つめられ、槭は少しバツが悪そうに目をそらす

碧華が振り返ると、槭は笑いながら頬をかいた

碧華は今日も槭によって壊された店内を見ながらため息をはいた

今日も修復で1日終わりそうだ

ﾋﾟ……ﾋﾟ…

ルオスティン侵食の気配を察知 気配を察知

レベルは8に進んでと思われます

このままでは、いずれ都市を丸ごと消す脅威となり得ません

ただちに……

処分することを推奨します

消えた暁月

参加型ストーリー開幕

名前　一ノ瀬 碧華(いちのせ みはな) 性別　女 年齢　20歳 身長　160センチ 職業　情報屋 ルオスティン耐性　強 ルオスティンについて様々な情報を持つ女性。 死んだ父親の遺志を継ぎ、情報屋として様々な人間に干渉する。 「さぁさぁ、一ノ瀬碧華の情報と自分の死、どちらを選ぶ？ま、死ぬかどうかは君次第」 「槭…いい加減、人のお菓子を盗み食いするのやめなさい！！」 「父さんの遺志を継いだ、それだけで私の存在価値がある」

名前　矢代 槭(やしろ かえで) 性別　男 年齢　？ 身長　155センチ 職業　なんでも屋 ルオスティン耐性　？ 小柄な謎の少年。彼曰く「世界の最高傑作」。 突然、碧華の前に現れその時から店に住み着く。 弓を模した双剣を巧みに扱う。 「ゲホッ、ゴホッゴホッ……おぇ〜死ぬ〜〜〜、こんな時はお菓子を食べよう！」 「やだねぇ、ルオスティンは雑魚ばっかりだから僕の手に掛かれば秒であの世行きさ」 「…………………師匠」

名前 性別 一人称・二人称 年齢 身長 職業(対ルオスティン討伐課・矢代家・情報屋のみ) ※対ルオスティン討伐課と矢代家はルオスティンから人々を守るため結成されたグループ ※情報屋の場合は使うコードネームを書いてください(碧華とは別の情報屋として) ルオスティン耐性度 (弱〜強) サンプルボイス 戦闘方法

・ルオスティン耐性度が低ければ低いほど戦闘能力は低いと見なされます ・設定で付け足したい場合やこだわってる！という所があれば付け足してくださって構いません ・場合によっては設定が少し変わるかもしれません ・条件を満たしてない参加者様は返信が無い限り不参加扱いになます ・キャラは参加者1人につき1キャラまででお願いします ・碧華と槭との血縁関係はNGです(仲良いといったものは場合によって可、初対面のキャラが好ましい)

キャラの登場が遅くなったりするかもしれません(ストーリーの進行次第では)

あと、キャラ死にます。普通に。多分。

まだ、内容やストーリーの設定が不十分な点が多いですが、これでも参加してくださる方いれば…🙏

参加要望〆切　明日まで(場合によってはその後の要望も通します、コメントしてください) 設定投稿〆切　12月25日まで