あのホテルから脱出した俺たち

＿＿！

＿＿と＿！！

＿＿とき！

ｷﾞｭｯ

彼のポケットから、小さな手帳が見える

俺が目を覚めると同時に焦ってポケットへ閉まったように見えた

俺は軽く彼に聞いてみることにした

その手帳...きりやんやスマイルの情報が載っていたもの

...俺のも..？

もしかすると、夢に出てくる彼のことが書かれているかも..！！

こんなに寂しそうなbroooockは初めて見た

どうしても俺に知られたくない何かがあるのか？

それともなにか別の理由が...？

ｷﾞｭｩ...

力が少しだけ強くなった気がした

こいつ、暖かいな

体が大きいからかな、

..段々、眠くなって..

小さな彼の背中をゆっくりと叩く

彼は小さい吐息と共に僕の腕の中で落ちていった

ﾄﾝ...ﾄﾝ...

僕はきんときが好きだ

あ、恋愛的な意味でね？

あのホテルの時からずっと...

いや、正確には..

"ホテルにいるその前"からかな

この日はとある6人で公園で遊んでいた

でも、走り疲れた青い瞳の彼は ゆったりベンチでくつろいでいた

そう、彼というのは碧乃夏樹

つまり、きんときだ

きんさん可愛い~、w

昔からずっとそう思っていた

遠目から見える、水色で、明るくて、元気で

パンダの形をしたフードのあの人は...

ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘ⏰

隣を見ると

大好きな彼が僕の腕の中で眠っていた

ずっと彼が好きだった

今も、

ずっと

きんさんに手帳を見せて欲しいと言われた時は正直驚いたけど..

これは僕の日記でもあるからね、

見られたら...僕どうなっちゃうのかな

...嫌われちゃうのかな、

そうなるくらいなら、

僕はずっとこのままがいい

僕は、眠った彼からゆっくり起こさないようにその場から離れた