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未来
花ってほんっとうざいよね
慶斗
何、急に
翼
そんなに？
未来
そうだよ、だって性格悪すぎだし態度とかも本当にムカつくんだよお
慶斗
(お前が言うか)
翼
(お前が言うか)
花
おっはよ、なんか話してた？
未来
ううん！あのね、心霊スポットに行こうって話してたんだ！
慶斗
は？
未来
ね？
花
最近ネットで、噂になってるところ？
翼
ああ、そう言えば出るって噂だよな。あの不気味な廃墟。
慶斗
廃墟じゃねーだろ。ただのマンション
未来
ね！行こーよー
慶斗
俺と花パス、翼は
花
……
翼
慶斗行かねえなら行かね
未来
(ちっ、まじこいつなんなの。私より、可愛くないくせに。女見る目無さすぎ)
未来
行こおよお！😭
花
うん、私も行ってみたいなぁ。なんてあははは
花
(慶斗睨まないで、お願いだよ)
慶斗
はぁったく、花が行くなら俺も行く。
翼
うける笑
じゃ俺も
じゃ俺も
未来
やったああ
翼
じゃあ次の日曜な
花
花
ねえ、ごめんって
慶斗
お前馬鹿かよ
花
だって、怖がるかと思ったんだもん
慶斗
ただ可愛こぶるだけだろ
花
言われると…くそー
慶斗
てか何で一緒にいるわけ？
花
復讐がしたい！
慶斗
あほか
慶斗
いくら幼なじみだって、怒るからな
花
(慶斗いつも怒らないのに凄い伝わってくる。まあ私も馬鹿だったけど…しょうがないでしょ)
慶斗
ああ、でもあそこのマンション噂があってな
花
う、ん
慶斗
大学生ぐらいの一人暮らししている女がいて、いじめられていたそうだ。そして自殺をした。でもその前にいじめていた奴らが突然消えたっていう
花
こっわ
慶斗
まあ返事しちゃったし、めんどくせ
花
ううー
日曜日
翼
着いた…
未来
うう、入口でも怖いなあ
花
……
慶斗
はあ…
翼
テンション低いぞお前ら！楽しもーぜ。
未来
えーー！怖いよぉ
慶斗
早くいこーぜ。
翼
そうだな。
未来
……何もない、ね
翼
だな。つまんねー
慶斗
でも4階が1番らしいぞ
翼
マジかよ、次じゃねえか
未来
ここ、入ってみる…？
慶斗
おう
慶斗
あれ？
翼
どうした？
慶斗
花！？
未来
花？あっ
翼
いない？
翼
俺下見てくる！
慶斗
俺、上行ってくる！
未来
私は、
慶斗
待ってろ！
未来
(ああうっぜ、いないの気づいてたけど言わなかっただけ〜、どうせ怖くなって下にいるだけだろ。)
未来
どうして戻ってこないの。
キィッ
未来
え？ドアが勝手に
未来
いいや、入って休んでよう
花
あははははははははは
未来
え、は、な？
花
遅いなあ気付くの
花
慶斗と翼はもう帰ったよ。親切だから教えてあげる
未来
え？なんで？
花
あははははははははははははははは誰も気づかなかったよー。まあいいさよなら
花
慶斗
おはよ。
花
おはよ
翼
……
花
心配だね。
慶斗
だな、あいつ俺たちが戻ってきた時居なかったから帰ったかと…
翼
俺が悪い
花
2人とも悪くないよ、ｱﾊ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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