この作品はいかがでしたか?
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右❤︎左 多々 千❤︎左 微 ほのぼの
ꯁꯧ𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃ꯁꯧ
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夕方。 日はもう沈み始めており、空は橙色に染まっていて一見して美しい。今日は星が降り注ぐ、神秘的な光景が見れるとニュースでやっていた。その効果でか、空はいつも以上に私の瞳に映る。遺体を見た後の瞳だ。きっと一般人の瞳に映る空よりも私の瞳に映る空の方が一倍は綺麗に映っているのだろう。自身が血に染まっている事を忘れさせるかの様な、心が洗われるかの様な。そんななんとも言えない感情が私を支配した。
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そんな私の気持ちもすぐさま洗われる。 正確には揉み消される。
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私が千トに問う。 すると千トは私に笑顔を向ける。 千トが私に向ける笑顔はどこかぎこちない。 だがしかし、私には心地良い。 そんな私達に丁度良い笑顔だ。
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先程まで私が考えていた内容を言われ、少し取り乱す。だが一瞬だった為、二人には気付かれていない様だ。安心をしながらも、私は千トを見つめ、千トと視界を合わせようとしゃがむ。
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私が宥める様に千トに言う。 すると千トは頬を冬眠中のリスの様に膨らませてみせた。一度ズレた千トの瞳と私の瞳が再び合わさる。私は自然と千トの瞳を受け止める。
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千トは言う事を聞かない。 このケースは珍しい。 左手を取られる事がそんなに嫌か。 と、私は少し頭を抱える。 千トの言っていた言葉が図星だったのも勿論あるが、それ以前に左手の前で暴露されたのは痛手だ。少々、羞恥心をくすぐられる。
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しかし私の弟は鈍感だ。 こういうところも勿論可愛いし、好きなのだが、困る時もある。それがこういうケース。
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そう私に言い放ち、千トは左手に抱き付く。 あぁ。また上手くいかない。 千トに邪魔されるのも勿論だが、当の本人が鈍感過ぎて私に気付かないのだ。鈍感というよりも天然と言うべきだろうか。何故か左手にはそういった節がある。双子の私達は容姿は似ているものの、性格は真逆だ。左手が違えば私が違う。私が違えば左手がそうなのだ。その為か、左手は私の思いになど気付きはしない。
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私は溜め息を吐きそうになる。 だがしかし喉の奥に押し込んだ。 千トは涙目で私を見つめる。 私は左手に抱き着く千トを半ば無理矢理剥がし取り、千トは私の方に首を向ける。
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千トはそう言い、左手の方を向く。
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さぞ嬉しそうに左手に両手の手の平を向ける千ト。ハイタッチをしろ。という意味なのは直ぐに分かった。左手もそれを察したのか、千トとの目線に合わさるように屈み、控えめに千トとハイタッチを交わした。
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左手がそう言うと千トは笑顔になる。 その笑顔はどこか幼くて、なんだか私まで嬉しくなってしまうような…そんな笑顔だった。 千トは再び私の方を向く。 すると私に微笑んだ。 その微笑みに返す様に私も微笑む。
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さぞ楽しそうに言う千トにツッコむ左手。 私もついついこの空気に飲まれてしまう。 ホテルか… 確かに偶には事務所じゃない場に居ることも必要なのかもしれない。
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左手は観念した様に私に告げた後、ディスプレイを拡げ、一分もしない内にディスプレイに指を指した。その指の先には確かにホテルらしき建物があった。
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なんて適当な…、 怪しい建物だったらどうするのだ。 そんな事を思いつつ、千トはそのホテルを酷く気に入った様なので私達一同はそのホテルに足を運ぶ事にした。
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歩いて三十分。 まだ五時半だが大分暗くなってしまった。 冬を感じる。 ホテルはやはりいかにも和という雰囲気がしており、一見して旅館にしか見えない。
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がらがらがら…ッ
千トが一番に扉を開け、ホテルに入る。 こう見ると本当に旅館の様だ。 古びていて、あまり人が居る様にも 見えない。
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千トの体格から迷子だと思われた様だ。 その発想が一番に出るという事はあまり繁盛していないという事なのだろう。 千トは少し頬を膨らましていたが、一旦は左手に預ける事にした。
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左手の楽しそうな笑い声が後ろから聞こえる。どうでもいいですが…、可愛いですね。来て良かったかも……、、
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左手の言う通り、 部屋自体は広いものの、 部屋には物一つ置いていない。
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確かに物一つ無い割には窓が大きく、空が見やすい。三人で見ても見えずらい。 という事は無いだろう。
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千トの言い分は最もである。 左手が襲われでもしたら私はその輩をコロしてまでするだろう。
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全く意味が違う事を左手は抜かす。 襲われる。と喧嘩。は、 全く意味が違う事をまだ左手は理解していない様だった。まぁ、そんな所も可愛いのだが。ただやはり少し気掛かりだ。
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ぽかん…、、
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あれから三時間半。 千トをなんとか寝かし付け、 私達は今温泉だ。 左手は酷く疲れた様であり、 温泉に深く浸かっている。
確かに千トは左手に抱き着いて離れなかったのを私は見ている為、疲れる気持ちは分かる。だが温泉にホテル、二人きり。 このシチュエーションであの無防備な格好はあまりにも色気がまずい。
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左手に揶揄われ、私は少しムキになる。 私はシャワーを止め、湯に浸かり、 左手の隣に座る。 私の視線は自然と左手の下半身へと向く。
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流石に気付かれたか…、 だが視線はやはりそちらへ向く。
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気付かれた ?! そう思い私は咄嗟に顔を隠す。
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どうやら気付かれてはいなかった様だ。だがなんだか複雑だ。そこまで言ったなら気付いて欲しかった…、という自分がいる。
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どうしてこんなことを…、 そんな答え分かりきっている。
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流されるに決まっているだろう。 私は馬鹿だ。
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左手はどんどんと離れて行く。 私は…、、
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振り向く左手は顔を赤らめており、 可愛らしい。
私は温泉から上がり、 左手の方へ歩く。 左手は顔を更に紅く染め、後退るが私は左手を逃がさない。遂に壁にまで私に追い込まれた左手は瞳に涙を溜め、顔を腕で隠す。
可愛らしい。 そう思ったのは聞くまでもない。
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どんッ.ᐟ。
私は左手を壁に追い込み、 逃がさんというばかりに左手に壁ドンをしてみせた。左手は微動だにしない。 正確には驚き過ぎて、 動けないのだろう。
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がらららららら…ッ、
誰かが扉を開ける。
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終わッ…、、
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何故千トが ?! そんな事を気にしている暇があるはずもなく、私は咄嗟に嘘を吐く。 約束を破り、ましてや左手とやましい事をしようとしていたなんて、口が裂けても、例え天地がひっくり返っても言えない。
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部屋に戻り、 今は左手が拗ねている。 あの場で千トに説教をされたからだろう。 二人揃って正座をさせられ、 一時間近く説教をさせられた。
その為、今は PM.11:54 であり、もうすぐ一日が終わる。 千トが風呂から上がる頃には星が降り始めているだろう。千トの風呂は長い為、後、30分程で出てくると踏んで、星が良く見える場まで歩き…、丁度星が降る時間とマッチするのではないだろうか。
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いや…、 その前に左手だ。
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がちゃ…、
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私達は女将の言う、 『星空が良く見える場所』 に来ていた。 まぁ、確かにそれなりの雰囲気はある。
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私達がいる為、賑やかだが私達が来る前は静まり返っていたのが良く分かる。 こんなに見えそうな場に人が集まらないとは不思議なものである。
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その光景は確かに、 私達の心を豊かにした。
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明日という言葉が言える事が…、 どれ程尊い事実だろうか、、……
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〘ずっと三人で居られます様に。〙
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コメント
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ヴワァ~!😭😭もう本当に好きです……私が見たかったシチュが詰まりまくってて幸せ…😇 リクエスト受け付けて下さりありがとうございました!!! 次回も楽しみですっ!🫶🫶
因みになんですが実はこれリクエストでした。カワノハシ様に感謝、永遠にぃいぃいいぃぃいぃ !!!!!!!!
尊い...作者さん神ですか?神ですねありがとう明日学校頑張ります