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お嬢様のヒミツ 2

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お嬢様のヒミツ 2

1 - お嬢様のヒミツ 2

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2019年07月08日

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相田 蓮

黒河 千尋―――!

黒河 千尋

そこのあなた。
今私の名前呼んだ?

相田 蓮

え!?

俺は本人に聞こえないくらいの声で呟いたはずだ。

なんて地獄耳だ。

黒河 千尋

私に何か用かしら?

相田 蓮

え...と

黒河 千尋

あら...あなた、見ない顔ね。
もしかして新人?

相田 蓮

そ、そうだけど...

この子は先生相手にタメ口だ。

すごい度胸だ。

お嬢様お坊ちゃまの学校ってそういう子いないのかと思ってた。

そうこうしていると、近くに先生が通りかかる。

廊下にいた生徒は先生に「おはようございます」と声をかけ、先生もそれに答える。

そんな中、先生は黒河 千尋にだけは姿勢をただしてこう言ったのだ。

先生

おはようございます、
黒河さん

丁寧に名前までつけて軽く礼をしながら挨拶をした先生に、千尋は優雅に髪をかきあげて上から目線でこう言った。

黒河 千尋

ごきげんよう

なんなんだこいつは、と思った。

これを見る限り、先生より黒河 千尋の方が立場は上。

黒河 千尋

道をあけて頂戴

千尋がそう言うと、周りの生徒がみんなして壁の方により、千尋のために道をあけた。

黒河 千尋

じゃあね、新人さん

軽くこっちを見てそう言い残し、千尋は教室へと行ってしまった。

相田 蓮

なんなんだ...あいつ...

°.*.°・ °.*.°・°.*.°

相田 蓮

あいつ...だいぶ変わったな...

教諭生活1日目を終え、俺は職員室でそう呟いていた。

とりあえず、今日会わなければならない人には会えた。

相田 蓮

やっぱ、あのことがあったから...

俺にはまだ、やらなければならないことが沢山残されている。

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