紫音しおん
どうしよう絶対に傷つけた
思ってもいないことを言ってしまった
紫音しおん
本当にバカだ、、
紫音しおん
謝りに行く?いやでも、、
コンコン
ベットの上に横たわり
そんなことを考えていると
ドアが叩かれた
ガチャ
ドアを開いて外に出る
そこには俺の大好きなハンバーグと
一枚の小さな紙が置いてあった
ガチャ
紫音へ 今日の夕飯は紫音の大好きなハンバーグだよ!お腹がすいたら食べてね! それと、さっきはごめんなさい お母さんも強く言い過ぎたね、 反省してるよ、お父さんのことは申し訳ないけどまだ教えられない。ごめんね 普通の家庭じゃないかもしれない、でもこれからお母さんと幸せな思い出をつくって行こうね! お母さんより
お母さんの不器用だけど
愛情のこもった字で書かれた手紙は
俺の心によく響いた
紫音しおん
俺も謝らないと
そう思い俺は花屋に行った
カランカラン
紫音しおん
すみませーん
花屋の店員
はい!どうされましたか
紫音しおん
あの、謝罪とか感謝を表す花ってありますか?
花屋の店員
ありますよ!
そう言って店員さんが見せてくれたのは
桃色のカーネーションだった
紫音しおん
綺麗、、
ピピピッピピp
カチッ
大きく背伸びをして
窓から太陽の光を浴びる
紫音しおん
よしっ行こう
リビングに行ったらまず
母さんに謝罪と感謝を伝えよう
そしてこの花を渡そう
きっと喜んでくれるはず
許してもらえなくても
自分の思いを伝えよう
ガチャ
紫音しおん
母さんおはよう
紫音しおん
昨日は本当にごめ、、、
俺は持っていたカーネーションを床に落とした
一瞬時が止まったように感じた
血の気が引いていく
紫音しおん
母、、さん?
目の前の母さんの姿を心が受け入れようとしない
そこには頭から血を流して倒れている母さんがいた
紫音しおん
かあさん、、、おかあさん!
紫音しおん
まって、、いやだよ、
紫音しおん
ねぇ嘘でしょ、、
紫音しおん
ーーー!
紫音しおん
ーーー(泣
そこからどうやって救急車を呼んだのかも覚えていない
ただ、母さんの名前を何度呼んでも
目の開くことの無かったことだけか
鮮明に頭の中に残っている
むぎ
短くてごめんなさい!
むぎ
物語を書くセンスが無さすぎて泣く( ;∀;)
むぎ
ハートくださいー!
むぎ
ばいばーい