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みのり
みのり
左近次
みのり
鬼殺隊
その数およそ数百名
政府から正式に認められていない組織
だが、いにしえより存在していて今日も鬼を狩る
しかし、鬼殺隊を誰が率いているのかは
謎に包まれていた
鬼
主食 人間
人間を殺して食べる
いつどこから現れたのかは不明
身体能力が高く、傷などもたちどころに治る
切り落とされた肉もつながり、手足を新たに生やすことも可能
太陽の光か、特別な刀で頸を切り落とさないかぎり殺せない
鬼殺隊は生身の体で鬼に立ち向かう
人であるから、傷の治りも遅く
失った手足が元に戻ることもない
それでも鬼に立ち向かう
人を守るために
みのり
左近次
左近次
左近次
左近次
左近次
左近次
左近次
みのり
遥ちゃんに向けて、今日から日記をつけることにした
わたしは今日も山を下るよ!
最終選別で死なないために鍛え抜く
ヒュー
みのり
みのり
毎日毎日山下りを繰り返すと
随分罠を避けられるようになってきた
体力が向上したのと
気配が前よりも探るのが上手くなってきたから
だけど…
ヒュー
みのり
罠の難易度はどんどん上がる…
わたしを殺す気満々…
後日
今日は刀を持って山下り!
これが本当に邪魔で…
ビュン
みのり
みのり
手ぶらじゃなくなると
罠にかかりまくってしまう
みのり
後日
みのり
今日は刀の素振り!
今日はと言うより最近毎日素振り
山下りの後、腕が壊れちゃうようなほどの素振り
みのり
左近次
みのり
みのり
みのり
左近次
…と、最初に言われた
縦の力には強いけど、横の力には弱いらしい!
刀には、力をまっすぐに乗せること!
刃の向きと、力を振るとき込める力の方向は
全く同じではならない
さらに、刀を壊しちゃったり折っちゃったりしたら…
左近次
みのり
…と、低めに脅される
みのり
みのり
みのり
みのり
ドンッ
みのり
今日は、転がし祭り!
どんな体勢になっても受け身を取って
素早く起き上がる訓練!
みのり
わたしは刀を持って
鱗滝さんを斬るつもりで向かってく
対して、鱗滝さんは素手、丸腰
みのり
でも、凄く強い…!
みのり
みのり
みのり
左近次
左近次
左近次
左近次
みのり
左近次
左近次
みのり
みのり
みのり
左近次
みのり
左近次
みのり
左近次
みのり
左近次
みのり
左近次
みのり
左近次
お腹に力が入っていないって怒られて
お腹バンバン叩かれる…
続いて、水と一つになれと言われる
左近次
みのり
みのり
ドボン
みのり
みのり
それから、遥ちゃんが目覚めなくなって半年が経つ
鱗滝さんが直ぐにお医者さんを呼んで診せてくれたけど
異常はなくて
でも…眠り続けるのはおかしい…!
怖かった…
朝起きたらコトンと死んでしまっているんじゃないかって…
そう、考えない日はない
みのり
山下りはもっと険しく
空気の薄い場所での訓練になる
みのり
みのり
死んじゃうかもしれないと何度も思う
シャキン
みのり
みのり
みのり
左近次
狭霧山に来て1年後
突然言われた
みのり
左近次
左近次
左近次
みのり
左近次
みのり
みのり
みのり
みのり
みのり
みのり
みのり
みのり
鱗滝さんは、それから何も教えてくれなくなった
みのり
みのり
ギィン
みのり
みのり
みのり
わたしは、鱗滝さんに習った事を毎日繰り返した
ただ、半年経っても岩は斬れなかった…
わたしは焦る
鍛錬が足りないんだと
もっとやらないと
もっと!
ギィン
みのり
みのり
みのり
みのり
みのり
錆兎
みのり
錆兎
みのり
みのり
錆兎
錆兎
錆兎
みのり
みのり
錆兎
錆兎
みのり
錆兎
みのり
錆兎
錆兎
みのり
みのり
錆兎
みのり
錆兎
錆兎
錆兎
錆兎
錆兎
みのり
錆兎
錆兎
みのり
みのり
みのり
みのり
タンッ
錆兎
錆兎
錆兎
錆兎
みのり
みのり
錆兎
みのり
錆兎
錆兎
そういって、夜まで狐のお面をしている男の子の稽古?をした
錆兎
真菰
みのり
真菰
みのり
みのり
真菰
みのり
みのり
みのり
真菰
真菰
みのり
みのり
真菰
真菰
真菰ちゃんはわたしの悪い所を指摘してくれた
無駄な動きをしているところや
癖がついてるのを直してくれる
何で、そうしてくれるのか、どこから来たのか聞いても
教えてくれない…
真菰
この言葉は、真菰ちゃんの口癖だった
2人は兄妹ではない
孤児だったのを鱗滝さんが育ててくれたようだ
真菰
真菰
真菰ちゃんは少し変わった子だった
言う事がふわふわしている
真菰
真菰
真菰
真菰
真菰
真菰
真菰
真菰
真菰
みのり
みのり
真菰
真菰
みのり
みのり
だけど、前よりは確然に強くなっていた
だけど…
みのり
錆兎くんには勝てなかった
半年、経つまでは
その日、わたしが挑みに行くと
錆兎くんは真剣を持っていて
錆兎
錆兎
みのり
真菰
みのり
みのり
みのり
一瞬で勝負は決まった
この日、この瞬間、初めてわたしの刃の先が錆兎くんに届いた
みのり
錆兎くんは笑った
泣きそうな、安心してそうな笑顔だった
真菰
みのり
真菰
真菰
真菰
みのり
気づくと、錆兎くんはいなくて
岩を斬っていた