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なくしたあなた

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なくしたあなた

4 - 何故?

♥

452

2023年12月04日

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あの二人には、とりあえず部屋で待機するように言った。

ぶるーくに続いてきりやん、スマイルまで……

どうして一斉にこんなことが起きている?

nk

なんで……なんでだよ

気付いていないだけで、もしかしたら俺にも何か異変があるのか……?

nk

……!シャークん……!

俺は嫌な予感がして、まだ寝ているであろうシャークんのいる、 自分の部屋に飛び込んだ。

nk

シャークん!!!

shk

うわっ!

俺の勢いよく開けたドアの音で、彼は起きたようだ。

shk

どうしたんだ?そんなに慌てて…

nk

しゃけ、何か自分に異変はないか!?

shk

いきなりどうしたんだよ、何があったん……

彼はベッドから起き上がろうと、体を動かそうとした。

shk

!?な、なんだこれ

nk

!!

shk

なかむ、足と腕が動かねぇ

shk

あれ?動いてる

nk

あぁ、シャークん…

シャークんにも、異変が出てしまっていた。

shk

感覚が無いのか…?

原因もわからない異変に彼が巻き込まれたことに、 俺はどうしようもない後悔の感情が沸き上がってきていた。

nk

シャークん…

気づけば俺は、彼のベッドにもたれて泣いていた。

shk

な、なかむ

shk

一旦、おちつこうな

彼は困惑しながらも、俺を慰めてくれた。

俺の頭を撫でるその手には、もう感覚がないのだろう。

彼の方がよっぽど辛いのに。

俺は余計に涙が込み上げてきて、しばらく声をあげて泣いていた。

しばらくそのままでいると、部屋のドアが突然開いた。

kn

なかむ!?

nk

うぁ……きんとき…?

kn

どうしたんだ?一体

nk

シャークんが……シャークんが!

nk

助けて…

shk

俺、腕と足の感覚がなくなっちゃったんだ

kn

kn

なんで…?

shk

わからない……朝起きたらなくなってた

nk

うぅ……

kn

なかむが泣いてる声がして部屋を出たら、ぶるーくがいたんだけど…

kn

ぶるーくも喋れなくなってたみたいで……何が起きてるんだ?

shk

え、ぶるーくが?

br

~~!!

shk

ほ、ほんとだ

shk

きんとき、他二人は?

kn

わからない、まだ見てないよ

nk

部屋にいる…

kn

わかった、俺みてくる

br

~~!

二人は俺達の部屋を出て、きりやん達の部屋へ向かっていった。

俺はまだ、ショックで現実を受け入れられなかった。

shk

なかむ……お前には何か異変はないか?

nk

うん……多分

nk

…あ

俺は朝起きて感じた違和感を思い出した。

nk

鼻が、おかしいかも

shk

鼻?

nk

匂いがしないんだ

そういえばベッドや部屋などのいつもするはずの匂いもしていなかったことに気づいた。

そんなことを話していると、再び部屋のドアが開いた。

きんときとぶるーくが、部屋に待機していた二人を連れて入ってきた。

kn

なかむ、話できるか?

nk

…?うん、大丈夫

kn

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