TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

放課後の教室

かええ

あ~疲れたぁ~

かええは完全下校前の教室に、一人で絵を描いていた

かええ

なんで今日部活無いの……!?めっちゃ中途半端だったからキリがいいところまで進めたいのに…

かええ

つーか、授業より部活派だし

かええ

……

かええ

あれ、私一人でなにブツブツ言ってるんだろうw独り言がデカい奴って思われちゃうw

かええ

一人で良かった!wwアハハ!www

すると、ガタン と小さな音がした

かええ

ん?誰かいるのかな?

モブ子

あっ、、ごめん

モブ子

忘れ物取りに来た

かええ

大丈夫大丈夫!w

モブ子

じゃあね

ガラガラガラガラ(戸を閉める)

かええ

まって、さっきの聞かれてたんだよね?(汗)

かええ

ヤバいヤバい……

全身を恥ずかしさと気まずさが包み込んだ

さっきまでの笑顔が嘘だったかのように消えた

かええ

ん…また黒歴史がうまれちゃった☆ww

かええ

てへぺろ☆www

かええ

よし、今度は一人だね!よし!

そう言うと、かええは観察台に肘をつき、窓の外を眺めた

かええ

陸上部、よく疲れないよな

かええ

いや、疲れはするか

陸上部がグラウンドのトラックで走っている

顧問の先生がじっと走っている生徒を見ている

いきなり怒鳴り出してもおかしくはない

かええ

あっ、向こうはテニス部だ

テニス部は、ひたすら玉打ちをしている

モブ五郎(実はテニス部副部長)

疲れたー

かええ

お、あれは超モテる噂のモブ五郎先輩!確か、今ストーカーに追われているんだっけ

かええ

モテる人も大変だね

かええ

あれは…野球部だ!肘とか大丈夫かな?あの人達

モブ娜(野球部マネージャー)

もっと力強く!そんなんじゃ飛ばねえぞ!!

かええ

すご、、熱意エグいな

キーンコーンカーンコーン

部活終了のチャイムが鳴った

かええ

さて、私もそろそろ帰ろうかな

帰り道

かええ

なんだかんだいって疲れたな~

かええ

今日の晩御飯何だろう?カレーかな?それともチーズ牛丼特盛温玉付きかな?

かええ

それともトリュフかけご飯かな?

かええ

あ~腹減ってきちゃった

かええはグーグー鳴る腹を押さえながら、家の方向に歩いている

かええ

道端の草が野菜に見えてきた~

かなりの空腹状態なのだろうか

かええ

雲がわたあめに見えてきた…

どんどん空腹がひどくなっていく

かええ

人が肉に見えてきた……

かええ

道がステーキに見えてきt

バタン

段差につまずいて倒れてしまった

もしもし、聞こえていますか?

かええ

はい、私の耳は正常です…

あなた、腹減ってますよね?

かええ

うん

家まであと何キロ?

かええ

駅まであと1キロ、、んでそこから電車で【【駅まで行って、【【駅から5分で家

あらあら大変ですね

かええ

うん

そうだ、君を君の家までワープさせてあげます

かええ

え、いいの?

もちろん、ただし条件つきです

かええ

なになに?

私のところで働いてくれませんか?

かええ

えっ、、バイト?

はい、詳細はポスターを見てください

かええの手にはいつの間にかポスターが握られていた

そのポスターを広げて読むと、収入や場所がかかれていた

かええ

まあ送ってもらえるなら、、

本当ですか!?ありがとうございます

では、お送りしますね

かええの家

かええ

───っ!

かええ

はやくね?

かええ

お母さんただいまー!

かええ母

あらお帰りなさい!!(泣)

かええ

ん?お母さんどうしたの?

かええ母

テレビを見れば分かるわよ

かええ

(何だろう?)

リビング

かええはテレビを見た

すると画面には衝撃的な映像が流れていた

かええ

えっ、、

かええ

私が乗る予定だった電車が事故!?

かええ

乗客全員タヒ亡……

かええ母

かええ、生きていて良かったわ…

かええ

(良かった、誰かに送ってもらって)

かええ母

ちなみにかええ、今日はどうやって帰って来たの?

かええ

なんか、いつの間にかここにいた

かええ

信じてくれないかもしれないけど、本当だよ

かええ母

本当かどうかはさておき、生きていて本当に嬉しいわ

かええ母

あ、ちなみに今日はチーズ牛丼特盛温玉付きよ!

かええ

うん!

かええ

(奇跡……だね)

かええ

(奇跡だよね……!!)

かええはますます、送ってくれた誰かの店で働きたくなったのだった

かええ

(お礼として働かなくちゃ!)

パンドラプラネタリウム

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

30

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚