赤葦
目が覚めると何も無い殺風景な部屋に居て、辺りを見渡すと隣に木兎さんが寝ていた。先ずは一旦木兎さんを起こす事にしよう
赤葦
木兎
赤葦
赤葦
揺すって見るけど全然起きない。こんな状況なのに流石と言うべきか今も規則正しい呼吸が聞こえる。
赤葦
木兎
赤葦
木兎
赤葦
木兎
木兎さんが上を見上げるなりそう言った。そのまま俺も天井を見ると文字が書いてあって
«媚薬30本飲まないと出れない部屋 »
赤葦
木兎
赤葦
木兎
慌てて俺も小瓶が並んでる台に近寄り2本目を飲もうとする木兎さんを止める
赤葦
木兎
赤葦
木兎
赤葦
何か言いたそうにしている木兎さんを横目に俺は小瓶を手に取り、甘い液体を喉に通していく。
赤葦
赤葦
本当に小さくて全部合わせても500mLペットボトル分あるかないかだったから油断してたけど、10本目を飲んだ辺りから身体が熱い。けど後半分、また小瓶を呷る。
木兎
赤葦
赤葦
ドンッ 残り5本まで行った時に足から力が抜けて反射的に台に手を着いた。触りたい、触って欲しい..だけど駄目で。何とか意識を持ってまた瓶に手を伸ばす。
木兎
赤葦
木兎
赤葦
ガチャッ
赤葦
扉の鍵が開いたのを確認すると同時スイッチが切れたかの様に俺は座り込む。座り込むと言うか、力が入らない。身体は燃える様に熱いし息が荒いし、動悸も激しくてボーッとする。
木兎
赤葦
木兎
そう言って木兎さんは俺を横抱きする。身体は熱いままで、申し訳ないけど身体を預ける事にした。
ちらっと外を見ると気付けば暗くなっていた。
実は俺は木兎さんと付き合っていて、そう言う事も一応やっていた。そう言えば今日は明日部活がオフなのと木兎さんの両親が事情で居ないから泊まりに行く事になっていた。
木兎
赤葦
木兎
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赤葦
木兎
赤葦
木兎
チュンチュン
赤葦
木兎
赤葦
木兎
赤葦
木兎
先ずは飯だとリビングに行った木兎さん。それを確認するとまた飯を用意して貰ってる所申し訳無いけど瞼が落ちてくる。でも何も無い休日、寝ても許されるはず。
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