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○○
無言の空気に耐えらずまたもや心の中で悲鳴をあげる
エウリュディケ高等学校│生徒会室
○○
恐る恐るそう聞けば紅茶入れてこいと冷たい声で返される
○○
1人小さく愚痴を吐きながら紅茶を入れカップを机の上に置こうとすると なんだか真剣な顔をしている。 私が来たのに気づいたらしい目隠しをした明らかに不審者の 副生徒会長イライクラークがこちらを向いた
イライ
先程の”チビ”とは違い優しい物腰でものを頼まれた まぁどっちみちこき使われてるのには変わらないが
ナワーブ
○○
もうやけくそだ
エウリュディケ高等学校│B寮 北3回廊下
○○
なかなか見つからない、あんな真面目そうな人なのに こんな日にサボるんだな……人とは見た目だけでははかれないというがその通りだと実感する。 そんな時端の部屋からうっすらと声がした うめき声のようなもの私は気になりその部屋の前に行くドアに耳をつけると 中から助けて……と今にも消えいりそうな声が聞こえる ドアノブに手をかけた瞬間後ろから野太い声がした
××
○○
こうなったら口からでまかせだ
××
○○
男はドアを開けると同時に私を部屋の中にはいるよう押すとすぐにドアを閉めた。
○○
中には綺麗な女性(?)が倒れていた あァ予想以上にやばそうそう思い男の方を向いた時には私目掛けて鉄パイプが振り下ろされていた
カキンッ
甲高い音を響かせパイプは床を叩いた 命の危機を感じ咄嗟に動いたため命中は逃れた。 まぁ腕掠ったんだけど、腕には血が滲んでいる 鉄パイプを持った男と何も持っていない私 男が完全優位だ、
まぁ……この男。単細胞過ぎて全部の攻撃交わせるんだけどね!!!!! えっ待って私が強いとかじゃないのよ決してね?コイツが馬鹿なの!
○○
××
○○
思わず声に出てしまったぁぁぁ 怖すぎでしょこの人ヤグザ?何故この学校入れたの? 男は怒りで知能数をが強化されたのか、 私を鉄パイプで殴ると見せ掛け腹を思い切り殴りつけてきた、
○○
痛さに顔が歪む。 私は地面に膝を着いた 私に力があれば殴り返したいところだ、 だが生憎私にはそのような力は無い、 誰かが来るまで待つしかないのだ。 私はお腹に手を添えながら いやぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ と全力の大声で叫んだ。 誰か来い。
××
男は、私の叫び声で人が来たら厄介になると思ったのか逃げていった。 部屋から遠ざかる足音を聞いた私は、 立ち上がり
○○
と叫んだのだった
○○
私は直ぐに体の向きを変え倒れていた女性の方へ向き帰る。 私が少し女性の体を揺らすとうっすらと目を開けた、
○○
と叫ぶ安堵の声と
ナワーブ
と大きな声を上げながら入ってきた生徒会 の声はほぼ同時だった