その日から私はホルンパートとして
吹奏楽部に正式に入部しました
羽歌先輩
羽歌先輩
音
プー
琴葉先輩
琴葉先輩
音
先輩達は優しく接してくれた
愛
ぷーるるぷる
羽歌先輩
羽歌先輩
琴葉先輩
愛
羽歌先輩
音
正直できる方だと思った
先輩達に追いつこうと頑張ったのもあるけど、
愛ちゃんほど苦労しなくても音が綺麗に出た
音
音
ホルンは、対旋律が多い
裏打ちが多い
決して気持ちよく吹ける楽器では無いことを
知った
プー
トランペットの先輩
トランペットの先輩
千春
千春
音
隣から千春の声、
音が聞こえてくる
音
音
音
音
音
音
千春
トランペットの先輩
音
音
羽歌先輩
羽歌先輩
やっぱり
どうしてもトランペットに気がいってしまう
集中しなきゃいけないのに、
私は自分の練習に専念しようと、
ひたすらホルンの練習に打ち込むことにした
音
音
音
ただ、その一心で
ホルンを吹き続けた
琴葉先輩
音
琴葉先輩
音
愛
音
音
音
音
愛
音
愛
音
音
愛
音
愛
愛
愛
音
愛
愛
愛
愛
愛
音
音
音
音
愛
その日
少しだけホルンの良さがわかった気がした
音
もし私になぜホルンを吹くのかと聞かれたら、
きっと
『千春に負けないため、』
『最後に笑って終わりたいから、 』
『後悔したくないから 』
と答えるだろう
でも
愛ちゃんは違った
少なくとも私より、演奏は下手だけど
私なんかより
ずっとホルン吹だった
彼女は本気でホルンが好きなんだ、
でも、
私は…
音
音
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
4件
私も、トランペットに憧れて吹奏楽部に入ったんですが、オーディションに落ちてユーフォニアム…結構辛いですよね。