くるみ
あー、今日はなんて最悪な日なのだろう。。
ドサッ
くるみ
(あっ、この人置き傘落とした!)
くるみ
(拾ってあげた方がいい..?かな)
くるみ
すみませーん!傘、落としました!
お兄さん
........
くるみ
?、、あのぅ〜、、傘落としましたよ?
お兄さん
............
くるみ
(こ、この人わざと無視してる?
くるみ
(よ、よぉ〜しこうなったら)
すいません‼️‼️傘、落としました!
すいません‼️‼️傘、落としました!
大きな声を出して私はお兄さんの肩を突いた。 するとお兄さんはやっと振り向いた。私は怒ってお兄さんに傘を突き出してさっさと行ってしまった。 すると誰かに肩を突かれたので振り返ってみると、さっきのお兄さんだ。 そしてそのお兄さんは私の手をそっと取った。
くるみ
(えっ!)
私の手に指で何かをかいている。簡単な文字だったので、すぐにわかった。
くるみ
(あ...あ り が と う?)
お兄さんは手話で何かをあらわした
くるみ
(そっ、そういうこと!この人、耳が聞こえないんだ。)
くるみ
(だから私が声を出してもわからなかったわけだ)
私はお兄さんに頭をぺこりとさげた。するとお兄さんは私に笑いかけて、 手をふってくれた。
最悪な日が最高の日に変わった、素敵な日だった。






