テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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実体のない僕が皆んなを助ける物語

第10話 - 第10話最終話。人間の世界へ！

2025年01月25日

#約束のネバーランド

#約ネバ

#オリキャラ

#オリジナルストーリー

月宮

主

あけましておめでとうございます！！

主

今年もよろしくお願いします🙏

主

…と、書き込みしている1月後半。

主

だいぶ起動せず、最終話になるであろう物語のみ書かず逃亡した主です

主

見たら12月に書いたみたいです。前の物語。逃亡してごめん

主

そして内容は相変わらず深夜にただ何となく妄想で書きます。

主

すたーと

ピーター

…それで、

ピーター

なんで君がいるんだい？

シメオン

話をしに来たの、ピーター
…久しぶり

ピーター

？誰だい、君は

シメオン

自分で殺した人間をもう忘れたの？君は天才だ、なんて豪語してたじゃないか

ピーター

…まさか、シメオンか？

シメオン

うん。正解

ピーター

残念だよ、君のような脳はもう今後入手できないかもしれないからね……

シメオン

はは、相変わらずだね

シメオン

…早速だが、ピーター。
私と一緒に人間の世界へ行こう

ピーター

断る

シメオン

と言うと思ったよ

ピーター

当たり前だ、私は当主として彼らと食用児を繋げなきゃならない

シメオン

食用児だって人間だ。
君は産まれてからずっと恵まれているから分からないんだよ

シメオン

食用児が何を思い、何を考え、どう行動しているのか

ピーター

だからなんだ？
恵まれていて何が悪い、恵まれているから私は輝けるのだ

ピーター

食用児の考えを尊重しろとでも言うのか？バカバカしい…

シメオン

尊重しろとは言っていないだろ。

シメオン

理解しようと思わないのか？いや、理解しろと言っているんだ

ピーター

…君は天才だと思っていたが、どうやらそうでは無かったようだな

シメオン

なぁ、ピーター
お前のお兄さんの行動を見てどう思った？

ピーター

…お前には関係ないだろう、なぜ兄さんを知っている

シメオン

はは、どうしてそんなに怒っているんだい？
僕が君のお兄さんみたいなことを言うから、、かな？

ピーター

黙れ

シメオン

そう血走った目で僕を見るなよ、興奮する

ピーター

ﾁｯ

シメオン

なぜ君のお兄さんが僕ら食用児を知ろうとしていたか分かるかい？

シメオン

僕ら食用児にも"意思"があるからだよ。

ピーター

…ﾚ

シメオン

大好きな家族、大好きなお母さんと共に歩む…

シメオン

永遠に続いて欲しい、永遠に皆と一緒に、永遠に共にと笑い合えたなら、とね

ピーター

ﾀﾞ…ﾚ

シメオン

ピーター、聞いていて覚えがあるだろう。君のお兄さんに感じていた感情そのものだよ

ピーター

黙れ！！

ピーター

うるさい、うるさいうるさいうるさいうるさい…！

シメオン

……ピーター、僕は君が可哀想で仕方がないよ

シメオン

君にこの農園というシステムを駄目だと教えてくれたのはお兄さんだけだったことも

ピーター

うるさい、…

シメオン

そのお兄さんを殺めてしまったことも

ピーター

うるさい！、！

シメオン

こうして目を閉じ耳を閉じ殻に閉じこもることしか出来ないこともね。

ピーター

黙れ！！！

ピーター

僕の前から消えろ、！！！

シメオン

ピーター。僕と共に行こう
お兄さんが見たかった景色を、僕と一緒に

ピーター

もう黙っててくれ、、！

シメオン

…！ピーター、、泣いているの？

ピーター

なんなんだ、なんなんだよお前は…煩い、うるさいんだよ

ピーター

兄さんの知りたかった景色、？今更見て意味があるのか？

ピーター

なんで、僕を誘う、

シメオン

君が仲間になれば被害被らないって下心も確かにあるよ、だけどね

シメオン

ピーター、君だって被害者だろ。君だってこの世界に無理やり関わらされた人間だ

シメオン

君が悪い部分も沢山あるよ。でもその裏側は君の心に棘が刺さっていたからだ

ピーター

そ、れは…

シメオン

僕は君を許すよ。君は悪くないからね、だけど僕を殺したんだ、一役かってくれないと成仏できやしないよ

ピーター

君、は…

ピーター

君は、僕を許すのか…？

シメオン

はは、もちろん、許すよ。

ピーター

…少し疲れた。君の誘いに乗ろう。少し遠出がしたい

シメオン

はは、ったく、ピーターったら笑

シメオン

行こう、人間の世界へ

ピーター

…少しだけだぞ

シメオン

あぁ

。。。

シメオン

それじゃあ僕は一旦戻るよ
僕の仲間も連れてこないとね

ピーター

…仲間？

シメオン

なに？嫉妬でもしてるの？

ピーター

なわけないだろう

シメオン

はは、知ってる

シメオン

…食用児だよ。イザベラが育てる天才の食用児たち

ピーター

、、あいつらか

シメオン

そうそう。いい子たちだよ

ピーター

…そうか

シメオン

…それじゃあ、待っててね〜

ピーター

あぁ、、

レイ

…

レイ

……

レイ

………

エマ

ウロチョロするなー！ﾍﾟｼ

レイ

いっ…痛いだろうが！

ノーマン

まぁまぁ、落ち着いて

レイ

落ち着いてられるか！戻ってくるのが遅すぎる、

レイ

計画は失敗したのか…？一体何が起こって……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

ノーマン

レイ（圧）

レイ

ﾋﾞｸ

ノーマン

落ち着いて？

レイ

…わかったよ、

ドン

でも、焦るのも無理ないよな。これからがかかってる訳だし

ギルダ

そうかもだけど…きっと大丈夫だよ！レイのお友達だもん

ドン

それもそうだな！

レイ

…そう、だよな

シメオン

…レーイ！！

レイ

！！戻ったのか！

シメオン

うん、戻ってきたよ〜‪🎶‬

レイ

それで、どうだった

シメオン

ピーターと一緒に人間の世界に行くことになったよ！

レイ

はぁ！？！？！？

エマ

なになに？なんだって？

レイ

この農園を作った運代目の当主のピーターが、一緒に人間の世界へ着いてくるって…

ドン

はあ！？

ギルダ

え、？それ大丈夫なの？

レイ

大丈夫なわけないだろ！！

ノーマン

落ち着いて、そのシメオンに事情を先ず聞きたい

レイ

…それもそうだな、

シメオン

ノーマンはほんと冷静だなぁ〜

レイ

ノーマンはいいから、聞かせろ

シメオン

うーん、僕がピーターに諭しただけなんだよねぇ

シメオン

外の世界を少し見てみてもいいんじゃないか、ってね

レイ

お前が着いてくよう促した元凶か！！！

シメオン

まぁ、そうなるね？

レイ

なんでだよ！危険だろ！？

ドン

すごいな、こうして見ると1人でキレてるように見えるぜ…

ギルダ

言わないのﾍﾟｼ

エマ

ｵﾛｵﾛ

レイ

…//

シメオン

はは、照れてる〜

レイ

話を逸らすな、

シメオン

はーい。えーっと

シメオン

ピーターも可哀想な人なんだよ。

レイ

可哀想な人？

ノーマン

ﾋﾟｸ

シメオン

農園を肯定する者たちしか周りにはいないからね

シメオン

このシステムを駄目だと諭したのは1人しかいなかったようだから。

レイ

だからと言って、そんな理由で、、

シメオン

それだけでは無いよ。ピーターを可哀想と思ったのは

レイ

…他にはなにが？

シメオン

…僕が直接みたんだよ。彼の悲しげな瞳を。この目で

レイ

はぁ…？

ピーター

…仕方ない。さよならだ、グレイスフィールド1の天才よ

シメオン

(…その時、こちらを見つめるピーターの瞳は）

シメオン

(……苦しそうにこちらを見つめていた)

シメオン

…見たんだ。彼の辛そうな眼差しを、、

レイ

…はぁ、わかったよ…

レイ

ついて行けばいいんだろ、そのピーターとやらに

シメオン

！

ドン

いいのか、？運代目の当主なんだろ…？

ギルダ

危険、よね…

エマ

…でも、レイが認める友人だから、、私は信じるよ

ノーマン

僕も信じるよ。レイがこうして肯定するのなんて珍しいからね

レイ

おい

ドン

はは、それもそうだな！

ギルダ

違いないわね笑

レイ

お前ら…

シメオン

はは、ほんと仲良いね

レイ

そうだな

シメオン

…行こうか、
家族皆で人間の世界へ

レイ

あぁ、行こう

イザベラ

こうして皆と共に過ごせることに感謝して、頂き＿

レイ

ちょっと待ってくれ

イザベラ

あら？どうしたの？レイ

レイ

皆、話があるんだ

んー？

どうしたのー？

レイ

この世界は、人間が住まう世界じゃないんだ

どういうこと？

イザベラ

(ｶﾞﾀｯ
何を言い出すの急に！！

ノーマン

ママは黙ってて

レイ

ここは鬼が住まう化け物の世界で、僕らは食べ物として売られるんだ

イザベラ

違う、！そんなわけ、！！

エマ

大丈夫だからママ。
私たちを信じて

イザベラ

なにを…

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

レイ

それで事情を知った者たちで、食べ物にしようとするリーダーに話をつけたんだ

イザベラ

…ピーター様に……？一体何が起きて…（小声）

レイ

リーダーも休憩がしたいから、人間の世界に散歩がしたいみたいなんだ

休憩ー？

エマ

そう、休憩！

レイ

リーダーが人間の世界へ散歩するから、俺らもそれについて行くことになったんだ

イザベラ

聞いていないわよそんな話

レイ

今さっきの話だからな。確認でもとったらどうだ？

イザベラ

そうさせてもらうわ。

レイ

…だから、えっと…

シメオン

そこでたどたどしくならないでよレイ〜！

エマ

私たちもその人間の世界に散歩しに行こう！

散歩〜！

いいね〜！

ノーマン

皆、ご飯を食べたら支度して！今から行くよ〜

はーい！

イザベラ

…畏まりました

レイ

…それで？

イザベラ

食用児と同行する、と。

レイ

だろうな

イザベラ

…一体何をしたの

ドン

それは＿

ノーマン

（ドンの口を塞ぐ

ドン

ﾓｺﾞﾓｺﾞ

ギルダ

はー…ドンったら、！

ドン

んむ…悪い悪い、うっかり

ノーマン

純粋な所がドンのいい所だね

ドン

✨️ほんとか〜！

ギルダ

話が脱線してるわよ。

ドン

（口チャック

エマ

ね、行こう、？ママも人間の世界へ！

イザベラ

私は行けないわ

ギルダ

どうして？

イザベラ

私の胸には機械が埋められているの。農園の外へ出たら心臓が止まるようにね

ノーマン

そんなことが…

エマ

それじゃあママは…！

イザベラ

ピーター様が許可している分、私には貴方達を止める権利はないわ。

イザベラ

行ってきなさい。人間の世界へ

エマ

ママも行くの…！

エマ

何か手はないかな、？！

レイ

そうは言ってもな…

ノーマン

ピーターに言ったら止めて貰えないかな、？

シメオン

流石にそこまでしてくれるとは思えないなぁ…ピーターは気難しい奴だからな

レイ

そうか、、

ノーマン

その感じ、難しそうだって言ってる？

レイ

あぁ、気難しいやつだから難しいだろう、だそうだ

エマ

そんな…

イザベラ

心配することは無いわ。私は私の子供たちをまた育てるだけだもの。

エマ

ママ…

イザベラ

…それじゃあ、最後のご飯にしましょうか。

…はぁい

エマ

(…何か、何か方法は…)

イザベラ

いただきます

エマ

(きっと、きっとなにか…)

いただきます

ギルダ

ママ、こういうことが昔あったよね

イザベラ

えぇ

ドン

それであーなってさ！

イザベラ

そうだったわね

ノーマン

ママには結局勝てなかったなぁ…

イザベラ

伸び代があるわ

レイ

…そーだよな

イザベラ

えぇ。貴方たちは私の子供たちだもの

ママぁ…！泣

ママも一緒に、、

イザベラ

難しいの、ごめんなさいね

うわぁぁん泣

エマ

なにも、何も思いつかない…

シメオン

だから言っただろう、ここは地獄なのだと…。

シメオン

無理なものは無理なんだ、できないことを良い様に考えても疲れるだけだとなぜ分からないのか…

エマ

何か…

シメオン

はぁ…それがエマだったな、

シメオン

…

レイ

、、あ？シメオンどこ行くんだ？

シメオン

ちょっと調べ物〜‪🎶‬

レイ

そうか

シメオン

行ってくる〜

レイ

おう、

ピーター

…もう準備ができたのか？

シメオン

いや、まだ〜

ピーター

ならどうしてここに来た

シメオン

あのさ〜、ママたちの心臓の装置、取り外してくんね？

ピーター

…それは出来ない内容だな

シメオン

ま、知ってた〜

シメオン

聞いただけ、ご飯食べ終わったらそっち行くから

ピーター

…そうか

シメオン

うん〜、鬼たちだけどいてね

ピーター

あぁ、わかった

シメオン

ほんじゃ、ほなまた〜

レイ

遅かったな、もう皆ご飯食べ終わって準備してる所だぞ

シメオン

あ、もうそんな経ってたのね。ただいま〜

レイ

はぁ…、おかえり

ノーマン

皆準備出来たよ〜

エマ

…ママのことは、

シメオン

それなんだけど、やっぱり駄目だったよ〜ピーターに聞きに行ったけど

レイ

聞きにいってたのか、

エマ

え！なんだって言ってる！？

レイ

駄目だって

エマ

…そっか、そうだよね…

イザベラ

…いいから、行きなさい。

エマ

ママ…

ノーマン

ほぉらエマ、行くよ

エマ

え、ノーマン？ちょ、押さないで…！行ってきます！

ノーマン

行ってきます

ドン

行ってきます！

ギルダ

行ってきます

ママ〜…泣行ってきます、

またね…！泣

イザベラ

…レイ

レイ

！…なに？

イザベラ

ｷﾞｭ
普通の子のように接してあげられなくてごめんね

レイ

！…ママ、、

イザベラ

外の世界を見てらっしゃい、レイ。

レイ

…あぁ、行ってきます
"お母さん"！

イザベラ

！えぇ、行ってらっしゃい
レイ、そして…皆

シメオン

レイは僕が見てるから、安心して、イザベラ。

シメオン

それじゃあ、行ってきます

人間の世界へ！！

主

お疲れ様でした。
これにて最終話、締めくくりたいと思います。

主

今まで8個くらいアカウント作ってきて初めて最終話までたどり着いたよ…笑

主

なんか嬉しいね、終わりが見えると。

主

充電きれて途中からになった時は絶望したけど…なんとか書き終えれて良かった、

主

それではまた、どこかの物語でお会いしましょう。

主

なう(2025/01/26 04:55:21)

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月宮

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