僕は生まれつき身体が弱かった
そのせいか三歳の頃に重い病気を患った
見た事のない病原菌が身体にいるって
昔は分からなかったけど今は分かる
ああ、僕ってもうすぐ死んじゃうな
諦めているつもりなのに
どうして、君の事だけは諦められないんだろ
白咲 華
ん、朝か···
重たい身体を起こしながら目を擦る
コンコンッ
白咲 莉兎
華、おはよ
白咲 華
兄さん、おはよう···
白咲 莉兎
朝ごはん食べたくなったら言ってね
白咲 華
うん、ありがとう···
兄さんが毎朝あいさつしてくれるのだ
親は僕の為にと朝から晩まで働いている
白咲 華
学校、久しぶりに行きたいな···
そう思うもその気持ちはすぐに消えてしまう
小学六年生の頃、名前をバカにされたのだ
白咲 華
はぁ、めんど···
白咲 莉兎
はい、今日はフレンチトーストだよ
白咲 華
美味しそう···!
白咲 莉兎
大好きだもんな!
白咲 莉兎
喜んでくれてよかったわ!
兄さんは大袈裟なガッツポーズをする
まあ、そこも兄さんらしいのだけど
白咲 莉兎
俺、学校行ってくるね
白咲 華
うん、気を付けてね
白咲 莉兎
お前もなんかあったら連絡、お願いな
白咲 華
うん
これは僕と彼のストーリー






