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るる
るる
付き合って、はじめての文化祭
るる
るる
えと
ゆあん
るる
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えと
教室に入ると、ちょっとだけ空気が違って見えた
飾り付けも完成して、ポスターも貼られていて、いつもの教室じゃないみたい
だけど1番違うのは…
ゆあん
ゆあんくんと、昨日”恋人”になったって事
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
私は小さくうなずいた
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあん
えと
でも顔が熱くなるのを止められない
るる
✂︎-----------------㋖㋷㋣㋷線-------------------✂︎
午前の出し物は順調だった
私とゆあんくんは、クラスでやっている喫茶店の受付を担当していた
えと
えと
声をそろえるたび、なんか照れくさい
でも、ふとした瞬間、ゆあんくんが隣で小さく笑ってくれると、不思議と安心した
ゆあん
休憩時間、階段に座りながらゆあんくんが不機嫌そうにつぶやいた
えと
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
えと
顔を覆いたくなるくらい照れくさくて、でも、嬉しくて
私の中で少しずつ”彼氏と彼女”の実感が育っていく
るる
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
午後には、校内イベントとして各クラスの装飾や発表をめぐるスタンプラリーがあった
私たちは手をつないで、校内を一緒に回った
(もちろん人目がないところで、こっそり)
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあんくんの言葉に、胸がじんわりあたたかくなる
私はその手を、ぎゅっと握り返した
るる
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夕方、文化祭のフィナーレが始まった。
講堂の証明が落ち、ステージのライトがまぶしく輝く
MCの声が響くなか、私は横に座っていたゆあんくんの袖をつかんだ
えと
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあんくんはにやっと笑った
ゆあん
えと
ゆあん
私は笑って、そっと寄りかかった
えと
るる
るる
るる
”好き”って言われるたび
文化祭が終わり、いつもの日常が戻ってくる。 だけど“恋人”になった二人には、何気ない会話やしぐさすら特別に感じられる毎日が始まる
るる
るる