とある大学の食堂…
レイン
トルレイ
レイン
トルレイ
レイン
トルレイ
レイン
レイン
トルレイ
レイン
レイン
トルレイ
レイン
トルレイ
レイン
トルレイ
レイン
少し笑った後、すぐ真顔になる
レイン
トルレイ
レイン
トルレイ
レイン
トルレイ
レイン
レイン
トルレイ
レイン
トルレイ
トルレイ
レイン
トルレイ
レイン
レイン
レイン
レイン
レイン
レイン
トルレイ
レイン
レイン
トルレイ
レイン
トルレイ
レイン
トルレイ
レイン
あの一人ぼっちの放送室。私が囚われ続けた異常。 誰もが自分を忘れてしまう、そういう異常。 だけど、私は覚えている。覚えてなきゃいけない。
トルレイ
レイン
トルレイ
『皆さんがお待ちでした』。そのアナウンスを最後に、放送室のドアが開く。
もう世界の誰一人覚えていない、オレンジ色の服の少しくたびれた男性と私の目が合う。
涙ぐんだ瞳の中に、覚悟の光が宿っている。恐怖にこわばった顔の中に、優しくぎこちない微笑みを残そうと必死になっている。
そして彼は震える手で私の頭を少し撫でて、こう言ったのだ。
???
レイン
トルレイ
レイン
レイン
レイン
トルレイ
レイン
彼は今もそこにいるのだろうか。
トルレイ
声が震えた。
トルレイ
言わなきゃいけないことがある。
トルレイ
レイン
トルレイ
正式に職員になったあと、まず一番最初にあの報告書とログを見た。 記録の通りなら、きっとここで叫んだことも届いているはずなのだ。 あの孤独な放送室に。
きっと。
レイン
トルレイ
叫びががらんとしたデパートに反響した。 レインさんはずっと時計を見つめている。 涙を拭いて、静寂が戻った冷たい廊下の先を見つめる。
レイン
返事が返ってこないことも予想していた。
トルレイ
???
トルレイ
レイン
???
???
アナウンスが、流れた
コメント
5件
後編って事は…え、此れで終わり!? 厭此れで終わるのは一寸続きが気に成るって