女なんか使い捨て道具
別にいいだろ
相手だって満足してんだから
そんな考えの俺に天罰がくだりました
パシャっという音ともに冷たい水が降りかかる
晴翔
女
女
晴翔
晴翔
女
女
女
いつもどおり
女
女
晴翔
これで終わるはず…だった
晴翔
晴翔
女
懲りずに一人の女と遊ぶ
そっと髪に触れると少しゾクリした
女
晴翔
晴翔
女
翌朝、目を覚まし違和感がした
晴翔
晴翔
鏡を見て驚く
俺の鼻が伸びていた
通常の人間ではあり得ないぐらいに
晴翔
呪ってやる
晴翔
タイミング良くメッセージが届いた
女
晴翔
晴翔
女
女
晴翔
女
晴翔
晴翔
晴翔
女
女
晴翔
女
晴翔
晴翔
女
晴翔
晴翔
晴翔
晴翔
晴翔
既読がつかなくなってしまった
晴翔
仕方なく会社には有給を取り
暫く休む事にした
晴翔
晴翔
このままでは外にも出られない
押し入れから引っ張り出し夏祭りのお面をつける事にした
晴翔
待ってよ!なんで泣いてんの?
晴翔君はカッコイイから…隣に並んで歩けないよ
じゃあさこれでいい?
晴翔
晴翔
好奇の目に晒される
ネットにあげる気なのかスマホをこちらに向けてくるものまでいる
晴翔
着けたくて着けてるわけじゃない
なんだか段々とイライラしてきた
呪った女の家へ行きたいが覚えていない
仕方なく浜辺に座っていると
凛
凛
犬が駆け寄ってきた
晴翔
???
晴翔
晴翔
???
晴翔
???
???
???
晴翔
???
晴翔
足元でじゃれる犬を見つめた
晴翔
晴翔
???
晴翔
???
凛
凛
晴翔
凛
凛
凛
晴翔
晴翔
晴翔
鼻がこんなんじゃなければ
きっと顔で落とせたのに
晴翔
晴翔
凛
晴翔
晴翔
凛
晴翔
凛
晴翔
晴翔
凛
晴翔
凛
凛
凛
晴翔
まさか恋してるなんて
いや…でも落としてみせる
凛
凛
晴翔
凛
晴翔
凛
晴翔
晴翔
凛
晴翔
晴翔
凛
話してくれるあたり少しは心を開いてくれたようだ
凛
凛
凛
俺の彼女にならない?
凛
凛
凛
晴翔
晴翔
凛
凛
凛
彼の横にいる女子は皆キラキラ輝いていたから
凛
凛
凛
凛
凛
凛
凛
凛
晴翔
凛
晴翔
凛
晴翔
晴翔
凛
晴翔
凛
晴翔
凛
晴翔
凛
晴翔
晴翔
本名を言えるはずない
凛
晴翔
だって
俺は君の元カレなんだから
まさか、あの夏祭りの時の子が凛だったなんて
今更、自分のクズさに気付いた
晴翔
晴翔
晴翔
出会っていくうちに惹かれていた
顔を知らないのに接してくれる彼女に
晴翔
晴翔
昨日、嘘をついたからだ
晴翔
晴翔
彼女は来なかった
男の子
男の子
晴翔
男の子
晴翔
晴翔
晴翔
男の子
晴翔
晴翔
翌朝、伸びていない事に驚いた
晴翔
アンタが泣かせた女の分だけ鼻が伸びたのよ
晴翔
ついた嘘によって泣かせた女性の分だけ伸びるのか…
晴翔
晴翔
晴翔
最近会ってる女性なんか一人しかいない
俺は海辺へ走った
晴翔
どうして彼女は嘘に気づいたんだ
そしてどうして泣いたんだ
晴翔
凛
凛
凛
晴翔
凛
凛
晴翔
凛
凛
晴翔
晴翔
凛
凛
晴翔
凛
晴翔
凛
晴翔
お面を外すと、伸びた鼻が現れる
晴翔
凛
凛
凛
晴翔
晴翔
凛
凛
晴翔
晴翔
凛
晴翔
凛
凛
凛
晴翔
凛
凛
晴翔
晴翔
後日
凛
女
女
女
晴翔
晴翔
晴翔
凛
晴翔
晴翔
晴翔
晴翔
思い切り鼻をつままれる
凛
凛
晴翔
晴翔
凛
恋が成就した次の日、鼻は元通りになっていた
コメント
8件
切実にちゃんと恋をしたって言う事に意味があったってことですね。それに気付かせてくれた元カノさんもすごいと思います。呪いという優しさですね。 やっぱりみーさんの作品には小説では感じさせるのが難しいことも綺麗に現せていてすごいと思います!