特等席は私だけ 。

1人だけ目をキラキラさせながら

他の皆はまたもや目を見開いていた 。

チラ .. とシェフの方を見ると

気づいてくれたのかニコ 、 と

さ・ん・せ・い と口パクをしている

喧嘩するほど仲がいいってこういう事なのかな ..

私には入れない空気感、そして

それをも消してくれる穏やかな空気が流れていた

あぁ.. この人達と一緒に笑い合いたいな …

という邪な気持ちが出てきた 。

でも 、この人達なら … ‪.ᐟ

この空気に入れなくても 、

みんなのことをずっと見ていられる権利が私は欲しい ..

そう決心をし ─

皆が私の方を不思議そうな顔で見てくる

でも今はそんなことを気にしていられず

一度口に出してしまえばもう止まらない 。