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私が先輩にキーホルダーをあげたのはバレンタインの日。
遥哉
と笑っていた。
1年後のバレンタインの時も、そのキーホルダーをペンケースにつけていたのを見た。
でもその年の夏、
先輩がつけていたのは違うキーホルダー
松那
先輩は気付いてなかった、私が先輩にあげた物が特別だって。
先輩にとって私はただの後輩
それでも大好きだったんだ
先輩の事愛してたんだ
先輩が卒業しても。
遥哉
雫
遥哉
雫
莉津
遥哉
雫
松那
遠くから見ている私になんか気付かないほど
愛してる人が居たとしても。