生きてたって、意味がない。〜第2章〜番外編

2人で静かに泣いた瞬間から もう5時間近くがたってて。 時間は00:00をとっくに回ってて でも、普段なら来る眠気も、疲れも、今は何も感じなくて 手が、赤く、痛くなることも忘れて強く握って いつもなら信じない占いも、神様も 今だけは強く信じて、生きていてくれと願った。 俺に芽生えてるはずの感情はもうとっくに枯れて 苦しいとか、辛いとか、しんどい位レベルじゃなくて 今じゃ当たり前に吸ってる酸素が不味く感じる程だった。 ｶﾞﾗｶﾞﾗ

嫌な予感しかしなくって、その予感が正解だと言われてるみたいで どんよりとした空気が俺たちの首を絞めていく。 どうぞ、と言われて3人で席に着く。

きょも、 あんなに嬉しそうだったのにな〜 どうしたでやんすか、

コンコン

ｶﾞﾗｯ