海里
いつもと同じ
海里
いつものように歩いて
海里
登校して
海里
靴脱いで
海里
上靴はいて
海里
勉強して
海里
帰る
海里
こんなに当たり前だった
海里
あの日が愛おしい
海里
そう
海里
いつものように笑って過ごせる
海里
あの日のように
そうあれはある日突然始まった 人々が逃げ惑う 叫び声がうるさい 窓ガラスが割れる音 何かが爆発するような音 最初僕はなにがおこっているのか 理解できなかった そう“あいつ”を目視するまでは
海里
ふわぁ
きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ
海里
?!!、、?
海里
え?えっなに
窓の外を見るとそこには 死んだように動き回る人がいた 何故か人間によっていく
海里
え???なにあれなにあれ
海里
とっとりあえずみはる
海里
えっとうわぁぁ
海里
みはる?
海里
みはる?
海里
大丈夫????
海里
おーい
海里
返信して
海里
生きてる?
海里
なんか変なのがいる
みはる
あっ!海里大丈夫だよ
みはる
とりあえずそっちにすぐ行く
みはる
窓開けて2階の
みはる
海里の部屋の
海里
わっわかった