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名前

これほど残酷で醜く、

人によっては素晴らしくなる

これより不思議なものは存在するのだろうか

奇跡、光

そんなこと本当にあるのだろうか

優華

ん…

今日も始まってしまった

くだらない毎日が

優華

今は、8時か…

窓から登校している人が見える

優華

リビング行くか

優華

おはよ

誰もいないのに挨拶をする

優華

はぁ…

優華へ 朝ご飯は机にあるのをチンして食べてね。 お昼ご飯は冷蔵庫にある物で適当に。 5時には帰ってくるから      お母さんより

私は不登校だった

いじめられているわけでもないのに

ただ疲れた

それだけ

優華

(お母さんも、こんな自分をよく育てられたな)

優華

いただきます

優華

モグモグモグモグ

優華

優華

ごちそうさま

優華

ドサッ

優華

はぁ

優華

(勉強ダル…)

優華

(やんなくてもいいよね)

優華

スマホでも見よ

優華

ポチポチ

自分の名前の由来は

どんなときも優しく華やかになって欲しい

だそうだ

正直いってそんなこと期待されても困る

優華

面白くないな…

優華

寝よ

優華

1時すぎ…

優華

食欲ないからゼリーでいっか

"暇だな"

そう思っていても学校には行きたくない

理由なんてワカラナイ

午後4時〜

※窓の外の様子です

女子中学生1

でさ〜w

女子中学生2

え〜、そうなの〜?w

優華

(ワラッテル…)

優華

(どうしたらあんなに笑えるんだか…)

優華

うるさいな…

でも、窓の外をいつも見てしまうのは

ナゼダロウ

優華

戻ろ

優華

ダラダラ

ピーンポーン

優華

はぁ、また来たのか

鬱陶しさも正直いってある

優華

はいはい

ガチャッ

優華

はi((

風雨

どうも〜!

風雨

優華ちゃんのだぁい親友!

風雨

とっても明るい風雨ちゃんでぇ〜す!

優華

……

風雨

……

風雨

ほんとにノリ悪いね〜

風雨

たまには乗ってよ〜

優華

はは、

風雨

はいお便りと

風雨

ノートうつしたから

優華

ん、

風雨

てか、いつ学校来てくれるの?

優華

さあ、どうだろ

風雨

ず〜っと待ってるんだよ

風雨

なんかあったら言ってね〜

優華

うん

風雨

てか優華って不思議だよね〜

優華

…何が?

風雨

なんか言い方悪いかもしれないけど

風雨

別に何かあったわけじゃないんでしょ?

優華

…は?

風雨

優華ってさ、

風雨

優しいに華麗の華って書くのに

風雨

名前と性格全然違うから

優華

風雨

んじゃ、今日は帰るね

風雨

バイバーイ

バタン

優華

はぁ?

風雨の言っていること 間違ってはないんだろう

だけど何だよ

名前と印象が違う? 何かあった訳じゃない?

ふざけんなよ

優華

こっちだって…

優華

できるならいい子になりたいんだよ…

できるなら

自分にそれができるなら

そして晩ごはんを食べて

風呂に入って

寝て

普通だけど普通じゃない毎日を送る

いつしか普通だってワカラナイ

何が正解なのかもワカラナイ

そんなくだらない毎日を繰り返していた

はずだった

優華

高野 優華 タカノ ユウカ 中2
不登校は中1後半から

風雨

秋川 風雨 アキカワフウ 中2
優華と幼馴染

不登校の子をモデル?にしております

このお話はフィクションで、一次創作です

パクリ✕
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通報✕

それ以外は基本大丈夫です

誤字や間違っているところがあれば教えてくれると嬉しいです

では

この作品はいかがでしたか?

135

コメント

1

ユーザー

よーしコレ見て勇気出てきた(?????)マミーに言うか…!!

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