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何か、愛されてた！

第6話 - おいもロール・キャベツ

2025年08月03日

#ゆめしょ ~ せつ

めい

マッシュ

なんなのあの人

ルナ・スター

おいもロール・キャベツのこと？

フィン

名前長くなってない？ロイド・キャベル君だよ?!

フィン

キャベル君は、僕と同じ内部進学組さ。

マッシュ

でも何で、みんな怯えてたんだい？

フィン

………それは…

フィン

それは彼が、魔法局高官の息子だからさ。

フィン

君たちも、魔法局がこの世界で、いかに絶対的なものか、分かるだろ？

マッシュ

う、うん…よよよ、余裕でね(余裕で分かっていない)

ルナ・スター

あー…あぁ…うん…分かる分かる(分かっていない)

フィン

、…まぁ、簡単な話。逆らうと退学させられるんだ。

フィン

ここの教頭が、かなり深い関係らしくて…
少しでも気に入らないと、退学させられるんだ…

フィン

僕は内部生だから…中等部の頃から嫌という程見てきたよ…
辞めさせらてからも…嫌がらせが続いた家もあるらしい…

フィン

だから…みんな言うことを聞くんだ。

フィン

怖いからね……

ルナ・スター

…(フィン君も何か関係してるのかな…)

放課後…

マッシュ・バーンデッドの様子

マッシュ

たまにはいいな、自分で作るのも。

マッシュ

…このシュークリーム、じいちゃんにも食べさせたかったな。

マッシュ

……

マッシュ

なんとしてでも…この学校で1位を取らないと

マッシュ

…ん？

無許可で家庭科室を使い、シュークリームを作っていた。

ルナ・スターの様子

ルナ・スター

キャベツ…んー…調子こくなよな、アイツ。

ルナ・スター

自分がかっこいいとでも思ってんのかなぁ…顔もなんか整形後みたいな顔して…

ルナ・スター

あ、もしかしてダウンタイム中だったかな?!

ルナ・スター

…あんなん整形したってイケメンにはなれねぇっての！あっははw……ん？

ルナ・スター

…ん？

1人、部屋でロイド・キャベルについて話していた。

ルナ・スター

なんか忘れてる気が…まぁいいか(同時に)

マッシュ

なんか忘れてる気が…まぁいいか(同時に)

おいも・キャベツ

ｺﾞｺﾞｺﾞ...（・_・💢）ｺﾞｺﾞｺﾞ...

モブ男

……

怒らせては行けないタイプを怒らせていた。

翌日

マッシュ

次の授業は魔法薬学だから…

マッシュ

…？

マッシュ

(破れたボロボロの教科書を片手に)…なんてこった、僕の教科書がボロボロに…

モブ男

www

ルナ・スター

？マッシュ、どしたのその教科書…ボロッボロじゃん、かじった？

マッシュ

かじってないよ。僕はシュークリームにしかかじらない。

ルナ・スター

あ、うん。そうだったね。…直そうか？教科書

マッシュ

え？直せるの？

ルナ・スター

うん、杖…杖……(カバンを漁り、杖を探す)…あれれ…ごめんマッシュ！杖部屋だ！

ルナ・スター

私の教科書…(再び鞄の中を探る)…いや教科書は絶対入れた。…まぁしょうがない！

マッシュ

ルナちゃんって忘れることあるんだね。

ルナ・スター

いや…教科書は絶対入れたんだけどな…ん？(鞄の中から1つの手紙が出てきた)

ルナ・スター

手紙…？

マッシュ

手紙？…読んでみたら？

ルナ・スター

うん。

ルナ・スター様一目見たときから、君を愛おしく、美しいと思いました。一つ一つの仕草、笑顔で接する姿、毒舌で辛辣な言葉を淡々とよく吐く姿も、全てが美しく、月に輝く宝石のようでした。あなたはこの世界で輝くべき存在です。よければ、〇月〇日〇曜日に教頭とのお食事会があるのですが、そこで一緒にお話しませんか？滅多にない機会ですよ、神覚者のお方も来られるんです。神覚者になりたいと言うなら、教頭、神覚者に推薦してあげます。どうですか？ロイド・キャベル

ルナ・スター

……

マッシュ

長。しかもあの人からだったんだ。
ルナちゃんはどうするの？

ルナ・スター

行くわけないでしょ、アイツ嫌いだもん。あんなダウンタイム中みたいな顔の奴

ルナ・スター

あぁ、整形失敗して常にダウンタイム中なのかな？

ルナ・スター

てか途中の毒舌で辛辣な言葉を淡々とってふざけんなよ。