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むかしむかし、あるところに、ひとりの男がいました
その男は強くて勇敢で、兵士として大活躍したのですが、 戦争が終わると、あっという間にクビになってしまいました
男に残ったのは、わずかなお金だけです
男はわずかなお金を握りしめると、決心しました
ジェミン
ジェミン
ジェミン
男が旅に出ると、大きな木を六本も抱えている男に出会いました
ものすごい力持ちです
ジェミン
男はさっそく声をかけました
ジェミン
ムキムキサモエド
力持ちの男が仲間になりました
またしばらく行くと、銃を構えて何かをねらっている狩人に出会いました
ジェミン
目の良いロンジュン
目の良いロンジュン
ジェミン
ジェミン
目の良いロンジュン
男は、この目の良い狩人も家来にしました
次に出会ったのは、七つの風車を鼻息で回す男でした
ジェミン
鼻息チソン
ジェミン
この男も家来になりました
その次は、一本足で立っている男に出会いました
ジェミン
ジェミン
片足チョンロ
何でも足が速すぎて、足をひとつはずしておかないと、 鳥が飛ぶよりも速く走ってしまうのだそうです
ジェミン
ジェミン
ジェミン
片足チョンロ
これで家来は、四人になりました
最後に会ったのは、小さなボウシをななめにかぶり、 片耳をかくしている男でした
ジェミン
目の良いロンジュン
目の良いロンジュン
目の良いロンジュン
目の良いロンジュン
片耳ヘチャン
目の良いロンジュン
ジェミン
片耳ヘチャン
目の良いロンジュン
目の良いロンジュン
片耳ヘチャン
片耳ヘチャン
目の良いロンジュン
片耳ヘチャン
ジェミン
彼は、五人目の家来になりました
これで一行は六人です
男は大喜びで言いました
ジェミン
さて、都に辿り着くと、王さまのおふれがありました
《王女と競走をして勝った者を、王女の婿にする》
と、いうものです
ただし王女に負ければ、命を取られると書いています
目の良いロンジュン
目の良いロンジュン
鼻息チソン
片足チョンロ
片耳ヘチャン
目の良いロンジュン
片耳ヘチャン
ムキムキサモエド
片耳ヘチャン
ジェミン
ジェミン
ムキムキサモエド
鼻息チソン
目の良いロンジュン
ジェミン
目の良いロンジュン
ジェミン
ジェミン
鼻息チソン
片足チョンロ
そう言ったのは、あの「一本足男」です
目の良いロンジュン
片耳ヘチャン
目の良いロンジュン
片耳ヘチャン
目の良いロンジュン
ジェミン
一行は、さっそく王さまのもとへ出かけました
ルールは簡単です
遠くにある泉の水を、王女よりも先にくんで帰ればいいのです
王女と一本足男はそれぞれ空の入れ物を手に持つと、 王さまのかけ声を合図にスタートしました
_________ビューーーーン!!!
一本足男は一本足のままで、あっという間に泉の水をくんでしまいました
王女は、まだスタートしたばかりです
片足チョンロ
水をくんでの帰り道、一本足男はウマの頭蓋骨を見つけると、 それを枕に昼寝を始めました
鼻息チソン
ジェミン
ムキムキサモエド
目の良いロンジュン
さて、王女も競争するだけあってかなり足が速く、 すぐに水をくみおえると、昼寝をしている男に追いつきました
そして、男のくんだ水の入れ物をひっくり返して、 男の水を捨ててしまったのです
王女は特徴的な眉を情けなく下げながら言いました
不憫姫
その様子を見ていたのが、目の良い狩人です
目の良いロンジュン
目の良いロンジュン
目の良いロンジュン
狩人は自慢の鉄砲で、昼寝をしている男のウマの頭蓋骨のまくらを 打ち壊しました
片足チョンロ
ようやく目をさました男は、ふと、自分の水の入れ物を見ました
片足チョンロ
一本足男は、はずしていた足を取り付けると、さっきよりも数倍速い足で 水をくみ直し、余裕で王女を追い抜いて帰ってきました
この結果に、王さまがはビックリ
ウィン王
そして王さまは、彼らをワナにはめることにしました
ウィン王
そう言って、壁が鉄でできている部屋に閉じこめたのです
おまけに、外から火をたいて、全員を焼き殺そうとしたのでした
そのことに気付いた一行は、大いに慌てました
ジェミン
ムキムキサモエド
ムキムキサモエド
片足チョンロ
ムキムキサモエド
しかし、余裕の表情で鼻歌を歌っているう男がひとりいます
あの、ななめにボウシをかぶった男でした
片耳ヘチャン
目の良いロンジュン
ボウシ男がボウシをまっすぐにかぶりなおすと、 今まで熱かった部屋が急に寒くなりました
目の良いロンジュン
片耳ヘチャン
目の良いロンジュン
鼻息チソン
さて、こちらは部屋の外にいる王さま
ウィン王
王さまの命令に家来が鉄の部屋を開けると、彼らは震えながら出てきました
これには、王さまも観念しました
ウィン王
ウィン王
その言葉に、力持ち男がサモエドスマイルで笑いました
ムキムキサモエド
なんと彼は、両手に国中の金を抱き抱えてしまったのです
さすがに王さまもこれには怒りました
ウィン王
王さまの命令に、何百人ものの兵隊が集まりましたが、 ここで活躍したのが、風車を鼻息で回す鼻息男
鼻息チソン
鼻息チソン
片足チョンロ
片足チョンロ
鼻息チソン
片足チョンロ
鼻息チソン
鼻息男は、おそってきた何百人もの兵士たちを、 竜巻のような鼻息でどこかへ吹き飛ばしてしまったのです
一人残された王さまに、リーダーの男が言いました
ジェミン
王さまは首を横にふると、ガックリと肩を落としていいました
ウィン王
こうして大金を手に入れた六人の男たちは、世界中を冒険しながら、 面白おかしく暮らしたそうです
おしまい