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子供の頃はまともに誕生日を祝って貰えず、ゴミを食うとった。
せやから、誕生日のいい思い出なんて存在してあらへん。
しかし、今年の誕生日は違うんや。なんたって、俺には恋人がおるからな。勿論、その恋人に祝って貰う為に、小峠の家に押し掛けたちゅう訳や。
戸狩玄弥
何を隠そう、俺の誕生日は11月11日ポッキー&プリッツの日や。
せやから、この日限定のゲームをせえへんかと、小峠へと持ちかけてみる。
恋人同士の仲を深めるのに、お誂え向きなゲームをやらん手はあらへんからな。
小峠華太
取りつく島もなく、小峠に拒否られてもうた。
なんでじゃ!
戸狩玄弥
小峠華太
戸狩玄弥
小峠華太
戸狩玄弥
小峠華太
戸狩玄弥
小峠華太
戸狩玄弥
小峠華太
小峠華太
これは中々、手強いのう。
小峠華太
この話は終わりとばかりに、会話を打ち切られてもうた。
戸狩玄弥
年に一度の誕生日くらい、優しくしてくれてもバチは当たらんやろとは思うのに、今日も今日とて恋人はつれない。
小峠華太
戸狩玄弥
小峠華太
戸狩玄弥
戸狩は渋々といった様子で、冷蔵庫にドレッシング取りに行く。
戸狩玄弥
戸狩玄弥
冷蔵庫を開け、ポケットを確認し、ごまドレッシングを取り出す。
戸狩玄弥
冷蔵庫を閉めようとした戸狩の目に、ラップのされたショートケーキが映る。
ショートケーキの上には、主役のイチゴと、誕生日おめでとうとメッセージの入ったチョコプレートが鎮座していた。
戸狩玄弥
小峠華太
キッチンの扉に凭れながら、呆れ顔の華太が顔を見せる。
小峠華太
小峠華太
小峠華太
小峠華太
このままポッキーを選べば、小峠がゲームに興じてくれるやろうけど
戸狩玄弥
それでも、俺はケーキを選択する。
小峠華太
ポッキーゲームは出来へんかったが、最高の誕生日を迎える事ができた。
小峠華太
戸狩玄弥
小峠華太
小峠華太
小峠華太
小峠華太
戸狩玄弥
あの頃の俺に伝えたい。今はどん底かもしれへんけど、いつか生まれてきた事を感謝したくるような誕生日が訪れるんやと。
おわり
あとがき 戸狩誕生祝い、間に合ったぜ。 のだかぶハロウィン小説も仕上がった。後は絵をなんとかするだけやな。基本はテラーで載せてる物はpixivでは投稿してないし、その反対もしかりなんやけど、ネタバレイラスト載せてるから、たまにはこちらちにも載せるかどうか検討中。 てか、リク間違えて覚えとった(|||´Д`)華太総受け時代劇やったのに、わなかぶでR18で作ってもうたから、せっせと新しい話書いてる。 最近の羽王戦争納得いかへん。 あむぅを人格者にしたいんやろうけど、そうしたら絶対条件に大嶽の助命もセットになるやんけ。大嶽を許す事はないとは思いたいけど、もしそうなったら、南雲の兄貴もカシラも犬死になってまうから、せめて、大嶽の首はとって貰わんと帳尻あわへんわ。
初描き我妻(書きかけ)と下書き速水。あいつの髪どうなっとんねん。分からへんわ。辿るん失敗したんで、後にデジタル処理を頑張る予定。