純玲 スミレ
…あれ…?
続きが無い
続きが無い
水蓮
…あら 本当ですねぇ…
水蓮
…もしかして誰かが持ち去ってしまったのでしょうかね…
純玲 スミレ
…続き……読みたかった…
水蓮
…なら少し教えて差し上げましょうか……?
純玲 スミレ
ぇ…?
水蓮
あの女の子がどうなったか…
社長
…本当にすまなかった……
社長
まさかそんな事が起こっていたとは…
静月 シズク
謝らないで下さい…社長
社長
然し……
静月 シズク
……だってもう
静月 シズク
私は′′此処を辞めさせて貰うのですから…′′
社長
ッ……
鏡花さんの告白があった次の日から 他の皆さんに歪んだ愛を向けられる事が多くなってしまった
其れに…薬の効果は無くなってしまっている可能性が極めて高い
甘ったるい香水の様な匂いは無くなったし、妙に疲れやすい事も無くなっている
之は私自身の体質なのだろう
′′周りの人間を変えてしまう′′
ただ其れだけの話だ
静月 シズク
……長い事お世話になりました
私は社長にも探偵社にもお辞儀をして、
探偵社員を辞めた
水蓮
という事です
純玲 スミレ
…その後……彼女は…
水蓮
…ふふっ
水蓮
この少女の物語は…まだ続きがあるんです
純玲 スミレ
続き…?
水蓮
はい
純玲 スミレ
読んで良い……?
水蓮
…今は駄目ですよ
純玲 スミレ
……今は…駄目なの…?
水蓮
はい
水蓮
また次回読みましょうね
純玲 スミレ
…分かった
水蓮
文豪ストレイドッグスとは違う物語が関係して来るのですから……
純玲 スミレ
……?
純玲 スミレ
何か言った?
水蓮
…いえ何も言ってませんよ
水蓮
…其れでは皆様
水蓮
すぐに逢うことになるとは思いますが…
水蓮
また次の物語でご逢い致しましょう