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私は普通の準二級術士(第一章中)

第10話 - ～第一章～「静かなる夜の強者の存在」

2022年06月12日

#呪術廻戦夢小説

#オリキャラ

あ

タッタッタッ

白崎結衣

フウル！あの人悪い人なの！？

フウル

悪い人.......ではないのう、
ただすごく恐ろしい、これ
だけは言えるのじゃ

白崎結衣

そ、そんな.....

白崎結衣

(あの人、優しそうだったけどな......)

フウル

事情は帰ってから説明するのじゃ！

フウル

チラッ

フウル

(包帯を外して.......)

フウル

(！)

フウル

(やっぱり六眼保持者だっ
たか！術式を使っていてよ
かった.......)

フウル

(六眼でその者の術式などを
把握してしまうから使って
いてよかった、結衣の情報を
知らん者に知らせるわけには
いかないからのう)

フウル

(じゃが完全に呪力の流れは
見られた......、立ち尽くして
いるということは追っては
来ない感じじゃな)

フウル

急ぐのじゃ

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

シオン

あ、ご主人、フウル

白崎結衣

はぁはぁ.......

フウル

.......

シオン

ど、どうしたんですか？深刻
そうな顔つきをしてますけど

シオン

ご主人に至ってはただたんの
息切れですが

白崎結衣

まだ走りなれてないんだよ.......

白崎結衣

いきなりフウルが急げって言うから

フウル

ちょっと異常事態という
ものにあってのう、やむ
を得なかったのじゃ

シオン

異常事態？何か絡まれた
のでしょうか？

フウル

いや、六眼保持者に出会ったのじゃ

シオン

六眼....少しだけ聞いたことがありま
すが、確か初見で相手の術式を見破
ったり、繊細な呪力のコントロール
ができたり、呪力の雰囲気が分かる
.......という効果がありましたっけ？

フウル

そうなのじゃ、しかも結構な
強者で、敵意はないがあのま
ま居合わせてたらと思うとな
.....、悪い人ではないんじゃが

白崎結衣

あの人親切そうだったけどな

フウル

あのような強者は特級に
入っててもおかしくはな
らん、入っていなかった
らむしろおかしいぐらい
じゃ

白崎結衣

特級？

フウル

ん？あぁ、結衣にはまだ話して
おらんかったのう、呪術師には
階級があるのじゃよ

フウル

一番下から四級、三級、準二級、
二級、準一級、一級

フウル

そしてその中でダントツに強い
者が入る、"特級"、この者の強さ
は異次元なのじゃ

フウル

もちろん呪霊にも階級がある
のじゃ

白崎結衣

( *¯ㅿ¯*)ほへー

フウル

それと結衣、ここ一週間図書館
で勉強の話じゃが、それは一旦
中止させてもらう

白崎結衣

別にいいけど.......

フウル

来週は勉強するつもりじゃから
安心せい、ちゃんと埋め合わせ
をするのじゃ

フウル

その代わりこの一週間は
体を動かすことに重点を
置くのじゃ

フウル

あの者がまたあそこにいて
たらたまったものではない
のじゃ

白崎結衣

(フウルがそのまで警戒する
なんて.......)

白崎結衣

(私は.....会ってみたいけどな、急いで
たせいできちんとしたお礼言えてない
し、感じ悪くしちゃったから)

白崎結衣

(けどフウルがそこまで言うのなら
私もそれに従おう、私の意見は筋
があまり通っていない、フウルみ
たいに観察向きではないからね)

白崎結衣

うん、わかった、それじゃあ明日は
シオンと同じようなことをやればい
いんだね

フウル

すまんのう

白崎結衣

いいよ、フウルだって私のために
頑張って計画をたててくれてるん
だから、私はその事については責
められる立場じゃないし

フウル

結衣.....

白崎結衣

(やった！やった！勉強サボれる！やったー！
あのような環境が一週間もある時点で私の生活
は終わったようなもんだけどそれを一旦中止だ
って！)

白崎結衣

(最高すぎる〜( ੭ु•ω•)੭ु！)

ずっと心の中で思っていた言葉である、この声はフウルには聞こえていない、そう、フウル「だけ」

シオン

(.....言わないでおきますか、フウル
に怒られるご主人の姿が見えます.....)

ばっちし聞こえてて草

フウル

ありがとうのう、じゃがわらわ
のせいで勉強を中止してしまっ
たのじゃ、この責任はわらわが
とらさせてもらうのじゃ

フウル

よって、走りながらわらわが結衣の
隣で教えることにするのじゃ！

白崎結衣

.......え？

↑↑↑ ずっと心の中で喜んでいたが、フウルが発言した言葉を聞いて固まっている結衣

フウル

走りながら頭にインプットできる
.......これこそ一石二鳥なのじゃ！

白崎結衣

(やばいやばいやばい！そんなことに
なったら余計辛くなる！走りながら
勉強？無理に決まってんだろ！一石
二鳥じゃないよ！一石不調だよ！た
だでさえ走ることや勉強を覚えよう
とすることだけに意識しようと頑張
ってた私だよ？もう一度いいます、
無理に決まってんだろ！フウルは私
がこれくらいできると思っているの
か？思っていたらごめん、できない
っす。フウル、私はあなたの思って
いる完璧ご主人ではないんです。ダ
メ主です、はい、ダメダメ主です)

白崎結衣

(そのダメダメ主をもっとダメダメ
にするの？ダメダメダメ主になる
よ？それを越えようとするならウ
ルトラスーパーサイ〇人になっち
ゃうけどいいの？ダメに決まって
る！なんかフウルさん自信満々の
顔になってますけど！どうなって
るんですか私の従属は！育て方間
違えました！(？))

シオン

(ご主人〜、ゆっくり喋ってくだ
さい、それともう少し言葉の回
数を減らしてください！こっちに
流れ込んでくるんですよ！パンク
してしまいます！)

フウル

(結衣が黙っておるのう、なんか真剣
な顔になっているが.....どうしたんじ
ゃろな)

↑↑↑ フウルはしっかり者ですが常識外れなこともあります、まぁ龍なのでね、常識が人間とズレることもあるということで

白崎結衣

(腹をくくるしか方法がない.....とても
嫌だ、できるなら逃げ出したい.....)

白崎結衣

.....う、うん、私も頑張るよ.....
だからゆっくりのペースにして
くれないかな.....( ˊᵕˋ ;)

フウル

それはもちろんじゃ♪結衣の
ペースに任せるのじゃよ♪

白崎結衣

ε-(´∀｀*)ホッ(そこだけは
しっかりしてた)

白崎結衣

じゃあ明日のことはわかったし、そろ
そろご飯をたべよう、私お昼食べてな
いから腹が減りすぎて.....

シオン

それは大変ですね.....お疲れ様です

白崎結衣

うん、お疲れ様でした

白崎結衣

シオンもくる？とっても楽しくて
愉快な場所だよ(*^^*)

シオン

え、遠慮しておきます.....

白崎結衣

そっかー、でも来たいときは
いつでも言ってね

白崎結衣

歓迎するから♡

シオン

:( ;´꒳`;):ﾋｪｯ

フウル

(二人とも遠慮気味じゃのう〜
よっぽど優しいのかのう)

フウル

あ！結衣、少し作って欲しいもの
があるのじゃが.......

白崎結衣

ん？

夜______________

白崎結衣

Zzz… _(*´﹃｀*_ )_

シオン

( [▓▓]_*˘꒳˘*)_ｽﾔｧ

フウル

.......寝たかのう

パサっ

フウル

さて、行くのじゃ

バサッ

フウル

確かここだったはず.....

フウル

ん？

フウル

呪力の痕跡.....、やっぱりか

フウル

(だとすると高専に通っているな、見た目
的には幹部か？)

フウル

(どのみち要注意人物には限り
ない、慎重に.....)

？？

ねぇねぇ、こんなところで
なーにをしているの？

フウル

！

バッ

見上げてみると、屋根の上に立っている身長が高めな男性がいた

月に照らせれており、顔は分からないが夕方の男性と声が一致していたため、フウルはすぐにわかった

フウル

お主.....何者じゃ.....

？？

僕はね〜

？？

人間だよ☆（ゝω・）vｷｬﾋﾟ

フウル

真面目に応えるのじゃ、わらわは
真剣なのじゃ

？？

あー、さっきの喋り方とは全然
違うねー

？？

語尾に「じゃ」をつけるタイプねー

？？

.......

フウル

(フードの意味がないのじゃ.....)

フウル

(いや、それはそうか、あとから【理】
を使ったのじゃから見られるのも当然
じゃな)

？？

僕の方こそ気になってるんだけ
ど、君、人間じゃないよね？

フウル

何を言っておるのじゃ、わらわは
人間、見ての通りじゃ

？？

君人間じゃないでしょ、見た
感じ呪霊でも無さそうだし

フウル

ﾋﾟﾘｯ

フウル

.....

フウル

.....なるほど、呪力の痕跡を残したのは
わざとだったのか

？？

正解(* '-^)👉

？？

こちらから追いかけなくてもそっ
ちが来てくれてそうだったし、僕
はずっと待ってたんだよー

？？

こんな大人を夜まで遅く
待たせるなんて.....(´；ω；｀)ｳｯｳｯ

フウル

(なんなのじゃ、こやつ、精神年齢
イカれてないか？)

フウル

(あれじゃな、結衣と同じ一人で喋
るタイプなのじゃ)

フウル

(いわゆる面倒臭いタイプ.....結衣は
可愛いからええのじゃが)

フウル

それでお主がここにいるのは
わらわを待ち伏せしていたと
いうことか？

？？

うーん、待ち伏せは合ってるけど
、一つ僕から聞きたいことがあっ
てね、さっきは言えなかったし

フウル

.....なんなのじゃ

？？

あの白髪の子は一体どんな子
なのかなーって

フウル

ﾋﾟｸｯ

フウル

.....わらわが保護している子じゃ、
あの子は身寄りがないからのう

？？

ふーん、保護してる子ねぇ.....

？？

それじゃあさ

なんであの子の中からあんな恐ろしい呪力があったの？

フウル

そんな失礼なことを真っ先に
言うのか

フウル

無礼にも程があるんじゃないか？

？？

言ったでしょ、僕は気になって
るだけ、無理して口から言わな
くてもいいんだよ

？？

そこまで隠したいのなら僕は
引くよ

？？

けどさ、あんな呪力の質がここに
いていい人物ではないんだよね、
いつ暴走してしまうのかがわから
ない以上、害をもつ人間なんだよ

フウル

そこはわらわが何とかするのじゃ、
あの子には辛い思いはしてほしくな
いからのう

フウル

暴走してしまうのであればわらわ
が命をかける

？？

よっぽどあの子に固執して
るね、そんなにあの子のこ
とが大切なの？

フウル

大切とかそんなもんじゃないのじゃ

？？

..........

？？

僕があの子を連れ去ろうとしたら
どうする？

フウル

止めるのじゃ、何があっても

？？

その実力で？僕に勝てると思っ
てるの？

フウル

.....

フウル

勝つとか負けるとかではない、
やらなければならないんじゃ

？？

へぇ.....

ｼｭﾙｯ

？？

それじゃあ今ここで僕と

やってみる？

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