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太宰治
太宰は中也が部活に向かうと、 1人家でだらだらと過ごしていた。
太宰治
太宰治
太宰治
太宰は立ち上がると中也の部屋に 足を進めた。
太宰治
太宰は中也の部屋を漁り始めた。
太宰治
ナレーションに入ってくんな
(´ρ`*)コホン💨
太宰は一身に鍵を探していた。
太宰治
そうでもなかった
太宰治
太宰治
太宰治
太宰は勉強机の1つの棚に目をとめた。
机備え付けの引き出しに1つ、 鍵穴が付いていた。
太宰治
太宰治
思春期男子思考が抜けぬまま太宰は 引き出しに手をかけた。
太宰治
太宰はガックリしてベッド にダイブした。
太宰治
太宰治
太宰の目に入ったのは本棚の1冊。
漫画に並んで1冊だけ、 小説が挟んであった。
太宰治
手に取って本の後ろの概要を読んでみると「転生した女の子が前世の恋人を振り向かせる」なんて話だった。
太宰治
中也がこんな本を読むなんて、心の中でそう思いつつも本を開き始めた。
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰は学校の調理実習 包丁で指を切りかけ、 火で服を燃やしかけ、 食材を黒炭にした。
その時、中也は
「二度と台所に立つな」
太宰治
太宰治
太宰治
そんなことを考えている太宰の瞼は 少しづつ下がっていた。
太宰治
太宰治
太宰治
太宰は特に抵抗もせずに睡魔に 引き込まれた。
中原中也
中原中也
中原中也
中也は靴を脱ぎ、脱衣所で服を着替えるとリビングに向かった。
が、そこに太宰が居なかったため家を 捜索し始めた。
中原中也
中原中也
太宰は反応しない
中也は近づいて顔を覗き込む。
中原中也
中原中也
人のベッドでぐうたらと、
と愚痴をこぼした。
その時太宰の手元にあった 本に目が止まった。
中原中也
普段中也はそこまで本を読まない。
現代の漫画やアニメのジャンルの幅広さに目を奪われていた事もあり
あまり本は読まなかった。
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
普段施設の兄弟たちに譲って ばかりの中也
それを見た職員が珍しく中也が手に 取った本をせっかくだからと
中也専用にしてくれたのだ。
中原中也
そう口からこぼしたあと
中也は太宰の隣に寝転んだ
中原中也
中原中也
中原中也
中也は太宰の髪にそっと手を乗せた
中原中也
目の前の姿は、
自分が知る15の、相棒だった頃の 「太宰治」 そのものだった。
中原中也
太宰治
中原中也
中原中也
太宰治
中也は軽く太宰の髪に再び手を乗せて
中原中也
そう耳元で囁いた。
太宰治
太宰は夢に落ちたあと
車の中に居た
太宰治
辺りを見渡す。
太宰治
隣にいたのは、
クラスメイトの中也
太宰治
声をかけようとした太宰だが
途中で辞めた
隣にいる中也の眉間にシワが寄っていて 明らかに怒っていたからだ。
太宰治
太宰治
太宰治
隣に居るのは自分の知る 「クラスメイトの中原中也」 ではなく
「中也に似た大人」 になった。
太宰治
太宰の呼吸は少し浅くなり
胸が重たくなった。
シルエット
太宰治
中原中也
シルエット
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太宰治
中原中也
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太宰治
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中原中也
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中原中也
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中原中也
中原中也