テラーノベル
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コンコン。
静かなノック音
でも。
その場にいた全員の空気が一瞬で凍った
ラウンジの扉の向こう。
黒いローブを纏った人物が、 静かに立っている。
顔は見えない。
深く被ったフードが、 目元まで隠していた。
ないこ
ないこが小さく呟く
その瞬間。
悠佑が前へ出た。
悠佑
低い声
普段よりもずっと鋭い
ないこも即座に魔法陣を展開する
緑色の光が、
ラウンジ全体を包み込んだ
ないこ
初兎は、 ほとけを庇うように前へ立つ。
いふだけは、 黒ローブを睨み続けていた。
まるで、
知っているみたいに。
いふ
小さな呟き
りうらは聞き逃さなかった
その時。
ギィ…
扉が勝手に開いた。
りうら
冷たい風が吹き込む
黒ローブの人物は、 静かに部屋へ入ってきた。
足音がしない。
異様だった。
ないこ
ないこが青ざめる。
Sクラス専用棟は、 学園でも最強クラスの結界が張られている
普通なら侵入なんて不可能。
でも、
''普通じゃない''
全員それを感じていた。
黒ローブ
黒ローブが口を開く。
若い男の声
何処か笑っているようだった。
黒ローブ
空気が止まる。
りうらが目を見開いた。
りうら
りうら
いふは答えない。
ただ、 静かに睨んでいる。
その足元から、 冷気が溢れていた。
パキパキッ……
床が凍り始める。
いふ
今までで1番冷たい声。
黒ローブは小さく笑った。
黒ローブ
黒ローブ
その瞬間
いふの表情が消えた
りうらが息を飲む
りうら
悠佑
悠佑が前へ出る
土属性の魔法陣が展開される。
重たい圧。
でも黒ローブは動じない。
黒ローブ
そう言って、
ゆっくり視線を動かす。
そして。
ピタリと
ほとけで止まった。
ほとけ
ほとけが肩を震わせる。
黒ローブ
その瞬間。
ゾワッ
空気が歪んだ。
黒い魔力が、 部屋全体へ広がっていく
悠佑
悠佑が叫ぶ
同時に。
ドォンッ!!!!
轟音。
黒い衝撃波が、 ラウンジを吹き飛ばした。
ガラスが砕ける
机が宙を舞う。
りうら
りうらが床に叩きつけられる
でも次の瞬間
バキッ!!
巨大な氷壁が、 全員の前へ展開された。
いふだった。
ないこ
ないこが息を呑む
黒い衝撃波と氷がぶつかる
訓練場並みの魔力衝突
空気が震える
でも。
いふの顔色は明らかに悪かった。
右手が、 まだ凍りついている。
いふ
苦しそうに眉を寄せる
それを見た黒ローブは、 楽しそうに笑った。
黒ローブ
その言葉に悠佑の目つきが変わる。
悠佑
空気が張り詰める
でも次の瞬間。
ピシッ!
いふの氷壁にヒビが入った。
いれいす
全員がまずいと思った瞬間。
――ボォッ!!
りうらだった。
りうら
一直線に突っ込む
黒ローブが一瞬目を細める
黒ローブ
でも
その瞬間。
黒ローブの影が揺れた
りうらの炎が
“飲み込まれる”
りうら
闇が、
炎を消した。
そして。
黒ローブはゆっくり笑った。
黒ローブ
その言葉だけ残して
ふっ
姿を消した。
静まり返るラウンジ
誰も動けない。
ただ一人
いふだけが、
消えた場所を睨んでいた。
いふ
コメント
3件

えええ黒ローブの人何者…???💙くんの知り合いで🩵くん狙ってる感じ…?💜ちゃんが黙ってなさそうだけど(全員ブチ切れだろうけど)… 💙くんの親族とか?苗字まで言ってたから上司とか?ひたすら続きが気になります!!次回も楽しみにしています!
投稿ありがとうございます! 青くんと水くんと黒いローブ…何が関係してるんだ😭めっちゃ気になる✨ 本当にこの話好きすぎる🥹💞 続き楽しみにしています!!
読み終わったよ……第9話、もうめちゃくちゃ緊張した……。黒ローブの存在感がやばくて、登場シーンからもう鳥肌立った。特にいふが「知ってる」感じの反応してたのが気になりすぎる。それに「見つけた」ってほとけに言ったのも意味ありげすぎて……!最初から闇を感じる話だったけど、ここにきて一気に核心に近づいてる気がする。続きが待ちきれないよ……😭🌙