閖傍side
漣
それでさ─…
涼月
なにそれ!?笑
涼月
超ウケる!笑
漣
閖傍?
漣
どうしたの?固まって。
閖傍
…あっ…
涼月
なんでもいいから話しなよ。
閖傍
…私、ずっと思ってたんです。
閖傍
上靴隠したのって、
閖傍
涼月さんですよね?
閖傍
それで
閖傍
奴隷の漣さんに私と仲良くさせて
閖傍
私を浮かせて
閖傍
酷い仕打ちをしようとしましたよね?
漣
!
漣
あんた!
漣
奴隷って何よ!
閖傍
私あの時、
閖傍
上靴を探してた時、
閖傍
私は
閖傍
…ないんです…。
閖傍
としか言ってないのに
閖傍
上靴が?
閖傍
って漣さん、
閖傍
言いましたよね?
閖傍
それで…
涼月
黙れ!!!
漣
!
閖傍
!
漣
お、落ち着きなって…
涼月
犬は犬らしく大人しくいとけ!!!
漣
は!?
閖傍
フフっ
閖傍
本性現る?笑
漣
なんでそんなこと言うの?
漣
わ、私達、友達でしょう?
涼月
私はあんたを友達なんて1度とも思ったことはない。
涼月
あんたは私にとって都合の良い駒。
涼月
あんたは私の手によって踊らされてたのよ。
漣
ふざけないで!
漣
なんなの散々!
閖傍
ちょっと、
閖傍
友情ごっこはもう終わりなんだから。
閖傍
さっさと諦めなよ。
漣
!
漣
原因はあんたよ!
ガっ
漣は閖傍の腕を掴んだ。
閖傍
ふふっ
閖傍
ふふふふっ!
閖傍
本当に面白いわぁ。
閖傍
人間って。