スタート！ーリファール

そんなん知らなーい

て事で、注意事項なんですけど、うん、いつも通り！

そんでもって前回から暴力きてるんで今回もあります…多分ネ！無かったらすまん！

これ実は最初書いてから書き直してないんだよね…だから予想でいつも書いてんだ！

とりあえずそこだけ注意してね〜無理な人はUターンだ

それじゃあスタート！

バンッ

僕は2人を見る

2人は驚愕した顔でこちらを見ている

そこまで言ってハッとした

もしこのまま否定してもカッターを持っているのは僕

つまり側から見たら僕が傷つけた様にしか見えない

なら何を言っても言い訳にしか聞こえないし、もし2人が僕の事をそれでも信じれば、

2人まで僕と同じ目に会う可能性が高い

なら…

止まるな

言うんだ

どんなに辛くても言わないと

だって、皆んなの為なんだから…

あぁ…そんな悲しそうな顔させたかったわけじゃないのに…

でも僕は屑だし、レインにこんな顔させちゃうのも仕方ないよね…

ｯ…本当は嫌だ…皆んなと一緒に居たいんだ…

だけど、もう後戻りは出来ない

バタン

傷つくのは僕一人で十分だから…

その時扉がガラッと開く

中から出てきたのはラファエルだった

まずい、なら早く演じないと…

言っちゃった…本当はこんな事言いたくないのにね

そう思って見たラファエルの顔は、とても悲しそうな顔だった

僕は顔を触った。なんてこった、これじゃあ離れたくないって言ってるも同然じゃないか

そうだと言いたかった

でも言ってしまったら、さっきの事は全部意味が無くなってしまう

皆んなを守るという僕の唯一の居る意味がなくなってしまう…

それは避けたかった

そうだった…皆んなとは幼なじみだった

中でもラファエルは変化に特に敏感だったんだっけ…

ラファエルはそう言って僕にニコリと微笑んだ

まるで僕に大丈夫と言ってくれているようだ

僕はそのあとラファエルの服に顔をつけて泣きじゃくってしまった

それに辛いだとか、なんで僕がとか叫ぶように言い、泣いてしまった

でもラファエルはずっと辛かったですねとか、僕は悪くないとか言って頭を撫でてくれた

普段なら恥ずかしくて逃げ出していたけど、今はそれが心地よくて安心した

暫くして僕は泣き止み、ラファエルから離れた

見るとラファエルの上着は涙と鼻水でぐしゃぐしゃになっていた

バタン

翌日

今日から僕はラファエルと登校する事になった

ラファエル曰く、一人だと危ないからだってさ。そんなに心配しなくてもいいのに…

僕は断ろうとしたけれど、流石にあの圧力から断るのは無理だった

そして今絶賛二人で登校中だ

その時僕の視界の端にレインが現れた

そして僕は深呼吸をして、講義室に入った

あ、来たよ

アイツ昨日人を虐めたんだって〜

しかも刃物使ったんでしょ？幾らなんでもやり過ぎ…

人としてどうなんって感じじゃない？

怖…マジ近づかないでおこ

下手すれば俺らもやられるかもだしな…

もう既に昨日の事が校内で広まっていた

それはそうだ、だって人を傷つけたんだから

しかも画像じゃなくて実際に…

もしかして退学とか？

あるな。なんせ事が大きいし…

まぁ自業自得って事だな

僕は複雑な気持ちのまま職員室に向かった

うん！もうバッチリだから大丈夫だよ〜