そそくさと グラウンドを後にして、
更衣室で体操服から 制服に着替える。
個性把握テスト1位だった 八百万さんが
囲まれているのを横目に、 特に興味が無かった私は
更衣室を出ようと ドアノブに手をかけた。
芦戸三奈
と、私の腕を桃色の手が掴んで それを阻止する。
顔を上げると、角が生えた 女の子が立っていた。
辺りを見回すと女子全員の 視線が私に集まっている。
轟冷花
芦戸三奈
芦戸三奈
芦戸三奈
葉隠透
葉隠透
と、あっという間に 全員に囲まれる。
人馴れしていない私は 眉をひそめて目を逸らした。
麗日お茶子
耳郎響香
蛙吹梅雨
芦戸三奈
八百万百
八百万百
芦戸三奈
麗日お茶子
葉隠透
その騒がしさに嫌気がさし、 俯いていた顔を上げる。
そしてギロリと女子たちを 一瞥した。
轟冷花
ガチャン
一言そう言い残し、 私は今度こそ更衣室を後にした。
轟冷花
轟焦凍
轟焦凍
轟冷花
轟焦凍
轟焦凍
轟焦凍
轟冷花
轟冷花
轟焦凍
顰め面で詰め寄ってきた 焦凍に事情を話せば、
ほっとしたように一歩下がって 鞄を肩にかける。
轟冷花
轟焦凍
と、私も鞄を肩にかけ直して 教室を出た。
コメント
8件
焦凍過保護だね
はあああ 続きが楽しみ🥲🥲
轟の口調上手すぎない!? 設定も神すぎる🥹