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そこから何年もの月日が経ち、
また春千代と蘭華（葉菜華）の 任務がやってきた
葉菜華
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
春千代
うおっ
春千代
あっぶねー
春千代
サンキューな
葉菜華
いーの
葉菜華
危ないから気をつけて
春千代
おう
モブ
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
春千代
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
葉菜華
ナイスｯ
春千代
おうっ
春千代
……
春千代
っ！
春千代
蘭華っ！
ﾊﾞﾝｯ
その音は私が生きてきた中で1番大きく響いた
葉菜華
ｺﾞﾌｯ
春千代
蘭華っ
春千代
大丈夫か！？
葉菜華
あはっ
葉菜華
こんくらいへーき、へーき
葉菜華
ほらっ
葉菜華
任務も終わったし帰ろう？
春千代
帰れねぇーよ
春千代
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
葉菜華
泣くことないじゃん
葉菜華
ｺﾞﾎｯ...ｳﾞ...ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...
葉菜華
こんなの、かすり傷だよ、
葉菜華
大丈夫、大丈夫
春千代
大丈夫じゃねぇんだよ
春千代
どんどん冷たくなってく
葉菜華
あははっ
葉菜華
バレちゃったか
葉菜華
……
葉菜華
もう今度こそ終わりかもね
春千代
ｯ……
春千代
終わりなんて言うなよ
春千代
悲しくなるじゃねぇか
葉菜華
大丈夫だから
葉菜華
いつでも”空から”見守っといてあげるから
春千代
ｯじゃあﾀﾋぬって事か？
葉菜華
そーゆー事っ
葉菜華
まぁ、
葉菜華
少なくともこの間皆と一緒いれて嬉しかったよ
葉菜華
今までで1番幸せって位
春千代
なぁ、なあ！
春千代
そんなこと言わないでくr((
葉菜華
最後まで聞いて欲しいの
葉菜華
あのねっ
葉菜華
本当はﾀﾋにたくないのっ
葉菜華
ほんとは、
葉菜華
ほんとは！
葉菜華
もっと皆と、
葉菜華
もっと皆と、春千代と居たいよっ
葉菜華
でも、
葉菜華
これは私の運が悪かっただけ
葉菜華
もう、生きられない運命だったんだよ
葉菜華
だからね？
葉菜華
私の分も
葉菜華
春千代が、皆が
葉菜華
幸せでいて欲しいの
葉菜華
それが私の最後の願い
葉菜華
私の願い聞いてくれる？
春千代
ｯああ
春千代
勿論だよｯ
春千代
いくらでも叶えてやるよｯ
春千代
だからｯ
春千代
もう、俺から離れないでくれよ
春千代
もう、俺には何も残ってねぇよ
葉菜華
……
春千代
おいっ
春千代
俺を置いていくなよ
葉菜華
……
春千代
なあ、なあっ
春千代
返事をしてくれよ
葉菜華
……
春千代
ほんとに逝っちまったのか？
春千代
んなの俺は許さねぇぞ？
私の願い聞いてくれるんじゃなかったの？
春千代
蘭華ｯ
お願い、私の最後願い叶えt……
春千代
……
春千代
ああ
春千代
男に二言はねぇよ
春千代
叶えてやるよ
春千代
お前の願い
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