開いていただきありがとうございます! この作品は、保護者組(桃×黒)の 恋愛物語となっております! 本人様には全く関係なく、 全てフィクションのお話です。 また、少しキャラ崩壊が含まれます。 ご理解いただける方のみ続きをご覧ください。 ご理解いただけない場合は、 通報などをせず、速やかに ブラウザバックをしていただけると嬉しいです。
荒らしや、 その他迷惑行為になる行動を 固く禁止します。
ないこ
悠佑
テーブルを挟んで向かい合う。 俺が作った料理を目を輝かせて見るないこに、 俺は少し口元が緩む。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこは楽しそうに笑いながら がつがつと食べている。 ダイエットはどこに行ったのか。 …まあ痩せとるし、する必要ないけど、
ないこ
悠佑
ないこがふと思い出したように 食事の手を止めた。 俺は皿に落としていた視線をあげ、 ないこの方を見る。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
すっかり記憶から抜け落ちていた ないこの予定に少しだけ動揺する。 昨日確かに言ってた気もするけど、 眠すぎて聞いていなかったのだ。
悠佑
ないこ
にこっと笑うないこ。 会議行っちゃうんか、忘れとった。 今日はずっと一緒やと思っとったから…
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
的を得すぎている言葉に驚く。 なんでわかるん?俺頑張ってなって言うたし… 寂しいとか言ってないんに……
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこが悪戯っぽく笑った。 俺は反論しながらも口元を緩める。 もはやエスパーの領域に入ってきていることは 一旦スルーで置いておいた。
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
くすくす笑いながら飯を頬張るないこに、 俺は反論を諦めて朝食を平らげる。 見ると、ないこの皿も空になっていた。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこがばたばたと駆けていく。 その後ろ姿をそれとなく見送って、 俺は空の食器を運んだ。
悠佑
二人分の朝食の食器は割と少ない。 さっさと終わらせてしまおうと洗い始めた。
悠佑
独り言が漏れる。 俺が聞いとらんかったのが悪いんやけど、 突然ないこの予定を知ると 寂しさがやっぱり顔を出してしまう。
同じ家に住んで、ほぼずっと一緒にいるのに、 ちょっとした会議で 寂しくなるとか情けないで、と自分を叱る。 でもまあ実際、寂しいものは寂しい。
…というようなことを考えながら 無心で手を動かしていたら、 あっという間に後片付けは終わっていた。
ふう、と息をつくと同時に、 俺の方に近づいてくる足音が聞こえる。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
嬉しそうに話すないこ。 時間の経過を忘れそうになるが、 会議に遅らせるわけにはいかない。 屈託なく笑うないこに現実を見せることにした。
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
そんなことを話しながら、 俺は嫌がるないこの背中を押して玄関へ向かった。
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこが仕方なさそうに靴を履く。 そのまま玄関のドアに手をかけるかと思ったら、 ないこは俺の方へ振り返った。
ないこ
悠佑
ないこに腕を引っ張られる。 気づくと、俺はないこの腕の中にいた。
悠佑
ないこ
悠佑
ぎゅうっと俺を抱きしめるないこの背中を、 俺はぽんぽんと優しく撫でる。 暖かくて、思わず眠くなりそうだった。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
楽しみにしとく、とか。 絶対言わへんけど。
ないこ
悠佑
ないこが玄関のドアを開ける。 俺は控えめに手を振った。 ないこが外へ出ていく。
玄関のドアが閉まる直前、 ないこが俺に向かってウインクをした。 俺は一瞬固まって、 バタン、とドアが閉まる音で我に帰る。
悠佑
当てつけのように呟く。 出かけてから1分も経ってないのに もう寂しくなってしまった自分がいたのは、 絶対ないこには言わない。
コメント
1件
好きすぎますぅ...((((((((