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#よかったら見てね
星華✿@お華 てーふじょう
219
午後11時50分
ルカ
ミケ
ルカ
メル
ルカ
シオン
ヴィオラ
セラ
ルシア
シエル
シエルはいつもの笑顔で、街の時計塔を見上げた 時計の針は、午後11時50分を指していた
シエル
ミケ
シエル
午後11時59分 街の広場に、8人は集まっていた 大きなカボチャのランタンが並び、広場の中央には古びた時計塔がそびえ立っている
セラ
ルカ
メル
ヴィオラ
メル
シオン
そのときだった ――ゴーン 重く響く鐘の音 時計の針が、午前零時を指した 次の瞬間、街中の明かりが消えた
ルカ
ミケ
ヴィオラ
暗闇の中、カボチャのランタンだけが、ひとつ、またひとつと紫色に光り始めた そして、広場の奥から声が響く
「ハッピー……ハロウィン」
セラ
ルシア
ルシアの黒い翼が、ゆっくりと広がる
シエル
ルカ
シエル
笑っているシエルの声は、いつもと変わらなかった けれど、その目だけは笑っていなかった 午前零時の招待状 突然、8人の足元に金色の光が浮かび上がった そこに現れたのは、黒い封筒 封筒には、赤い文字でこう書かれていた
『午前零時の招待客へ』
メル
シオン
ヴィオラ
ルシアが封筒を拾い上げ、中から一枚の紙を取り出した そこには、短い文章が記されていた
『今宵、夜明けまでに本当の名前を思い出せ。さもなくば、お前たちはこの夜から帰れなくなる』
ミケ
ルカ
セラ
シエル
ルシア
シエル
ヴィオラ
ヴィオラが一歩踏み出した瞬間、広場の出口が黒い霧に覆われた
ヴィオラ
ルカ
シオン
忘れられた名前 8人は時計塔の中へ向かった 古びた階段を上り、埃をかぶった扉を開く そこには、8枚の肖像画が並んでいた 描かれているのは、狼男、キョンシー、化け猫、ピエロ、悪魔、吸血鬼、天使、堕天使 まるで、8人自身を描いたかのようだった
セラ
ミケ
ルシア
それぞれの肖像画の下には、名前が刻まれていた ルカ。 シオン。 ミケ。 シエル。 メル。 ヴィオラ。 セラ。 ルシア しかし、その下にはもう一行、文字が続いていた
『あなたたちが忘れた、最初の約束』
ルカ
そのとき、シエルが一枚の肖像画の前で立ち止まった
シエル
メル
シエル
シオン
シエルは、ゆっくりと笑みを浮かべた
シエル
遠い記憶が、少しずつ蘇っていく まだ互いの種族も、名前も知らなかった頃 8人は、この時計塔の下で出会った そして、ある約束を交わしたのだ
『いつか、みんなでまた、この夜に集まろう』
セラ
セラの目に、涙が浮かんだ
セラ
ヴィオラ
ミケ
ルカ
ルシア
ルシアは、肖像画を見つめた
ルシア
シオン
その瞬間、時計塔の鐘が再び鳴り響いた ――ゴーン 窓の外が、淡い紫色に染まる 夜明け前の約束 時計塔の最上階 8人は、大きな時計の前に並んだ 時計の針は、午前零時から動いていない
シエル
時計の文字盤に、金色の文字が浮かび上がった
『この夜を終わらせるものは何か』
メル
ルカ
ヴィオラ
ミケ
シオン
ミケ
セラは、そっと時計に手を伸ばした
セラ
ルシア
セラ
セラは、みんなの顔を見渡した
セラ
静寂が訪れた やがて、ルカが照れくさそうに笑った
ルカ
シオン
ミケ
メル
ヴィオラ
ルシア
シエル
最後に、セラが時計へ向かって微笑んだ
セラ
8人の声が重なった
「約束だよ」
その瞬間―― 時計の針が動き出した 午前零時、一分 窓の外に、無数の光が灯った カボチャのランタンが元のオレンジ色に戻り、街には再び人々の笑い声が響き始めた 黒い霧は消え、出口が開かれていた
ルカ
シオン
メル
ミケ
ヴィオラ
ルシア
セラ
シエル
シエルは、最後にもう一度、時計塔を振り返った 文字盤には、小さな文字が刻まれていた
『約束を忘れない限り、この夜は永遠に続く』
シエル
彼は誰にも聞こえない声で呟き、仲間たちのあとを追った
コメント
1件
もう最高でした…!😭💕 ハロウィンの夜に始まる謎解きで、8人それぞれの種族が肖像画に描かれてるのエモすぎる。忘れてた約束を思い出して「もう一度約束すればいい」ってセラが言うシーン、涙出た…。シエルの目が笑ってないのも気になって続きが気になりすぎます!🎃✨