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きつね
きつね
きつね
きつね
きつね
魅夜
5:17
春千夜
顔洗った後俺はキッチンに向かい自分の朝ごはんの準備をした
春千夜
起きもしない事を言って用意出来たご飯を自分の部屋に持っていった
無言で食事をするのはなんとなく嫌だったので俺はスマホを手に取った
春千夜
いつもの様に朝ごはんを食べながら朝のニュースをスマホで確認していた
スマホ
春千夜
スマホ
スマホ
スマホ
スマホ
春千夜
春千夜
そんな独り言をぶつぶつ言いながら朝ごはんのミートパスタを食べた
春千夜
春千夜
キッチンで皿を洗っていると珍しく早起きした千咒が俺の名前を呼んだ
千咒
春千夜
千咒
春千夜
千咒
千咒
眠そうだった顔がパッと元気になって俺にリクエストを言った
春千夜
千咒
春千夜
千咒
春千夜
千咒
料理している俺に千咒が話しかけてきたんだ
千咒
春千夜
千咒
春千夜
春千夜
千咒
春千夜
千咒
久しぶりに聞いたありがとう俺は少し間を置いて
春千夜
と言ったんだ
千咒
千咒
春千夜
千咒
千咒
千咒
食事しながら春兄とお喋りは嬉しかった
春千夜
今日こそ謝るんだそう自分言った
嘘をついて春兄の口の横に傷を作ったあの事を
春千夜
自分の食事を洗い終わって春兄はそう言った
千咒
春千夜
千咒
千咒
後一歩の所で勇気が足りなくて大好きな兄に謝罪が言えなかった
春千夜
千咒
そう言って春兄は自分の部屋に戻った
千咒
春千夜
7:43
スマホ
スマホ
スマホ
春千夜
そこには本当の母だと思っていた人の名前があった
スマホ
ニュースの犠牲者の名前が 入って来ない
聞こえるのは自分のいつもより早くなった鼓動だけ
俺を苦しめた彼奴が消えた
自分の感情が分からない
でもこれだけは分かる
悲しくない
そう思ってたらニュースにいたんだ
スマホ
あのジジィの名前が
春千夜
ただ驚くだけだった
犯人を憎んでもないし彼奴らが死んで悲しいくもなかった
スマホ
春千夜
考えていたらニュースは終わっていた
また暇になって呆然としていたら リビングから声がした気がした
別に行かなくてもいいのだが暇だったので行く事にした
春千夜
部屋の壁に掛けてある小さな鏡が一瞬俺を映した
数秒だったがその鏡に映る俺は とっても“笑顔”だった
きつね
きつね
『大っ嫌いな兄弟』
きつね
きつね
きつね
きつね
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コメント
7件
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続き早く見たいです‼️
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