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余命わずか

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余命わずか

5 - 余命わずか

♥

556

2021年07月17日

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sakura

わこさく!

sakura

続き!GO!

sakura

地雷だめ!
アンチダメ!
キャラ崩壊⚠️

2日間の休みが明けて、月曜日

(やっとお昼だ…また保健室行こうかな…)

保健室

コンコン

保健の先生

どうぞー!

失礼しまーす

保健の先生

あ、青くん!

こんにちは。またここで食べさせてもらおうと思ってきたんですけど…難しそうてますか?

保健の先生

あー、ごめん!熱を出して早退した子がいてさ。さっき親御さんに電話繋がらなかったから、今からもう1回連絡を入れに行かなきゃいけなくて💦

そうですか…

保健の先生

あ、でもすぐ戻ってこられると思う。鍵はちゃんと閉めてくし、ご飯はここで食べてもらって大丈夫だよ

あ、じゃそうします((

保健の先生

はーい。じゃちょっと行ってくるね

保健の先生

((((っ・ω・)っ

行っちゃった…

(忙しそうだなぁ…)

ストンッ(椅子に座った)

これから、だんだん暑くなってくんだろうなぁ…

(…なんて、感傷にひたってもしょうがないよね)

お弁当、お弁当…あった!

んへへ、今日の弁当めちゃめちゃ上手に作れたんだよね〜♪

パクッ、(・u ・)ŧ‹”ŧ‹”

そういえば、今日の夜ご飯何にしよ…

(冷蔵庫の中、ほとんど何も無かったような…てことは、今日スーパー寄って帰らなきゃ)

(あ、でもトイレトペーパーも買い足さなくちゃいけないし、一旦荷物置きに帰った方がいいかな…)

ごちそうさまでした!

今は…1時10分だから、25分の予鈴までここにいよっかな…

(場所だけ借りて用が済んだら帰ります、ってなんか嫌だしね…)

先生、はやくもどってこなあかなぁ…

コンコン(窓)

ビクッ!

な、何……っ

恐る恐る振り返ると、窓の外に男子生徒が立っていた

(うわ…なんかすごいイケメン…顔立ち綺麗すぎでしょ…)

(あれ、でもこの人、どっかで見たことあるような気がする…)

コンコンコンッ!

あ、ご、ごめん!

カチャ、ガラガラっ (窓開けた)

どーも

(すっごいぶっきらぼうなんだけど…)

表の札が不在になってたから、ダメ元で裏回ってきたんだけど。先生、いねぇの?

……今、職員室に行ってて

あー、マジか。どうすっかなぁ、これ

え…いっ、痛そう…!

(出血量えぐいし、洗って済む程度の怪我じゃなくない…!?)

早く止血しないとっ

うん、だよな

(いや、めっちゃ冷静!?)

ほ、保健室に行った方が…

そう思って来たんじゃん

(あ、そうだ。保健室ってここじゃん)

………っっ//カァッ

そういうことだから、中に入れて欲しいんだけど

え…でも…

(先生がいない状況で勝手に入れるのは…)

(………でもこの怪我はさすがに無理ですなんて言えない…)

……もう1回、扉の方まで回ってきてもらえますか?

ガラッ

たびたびどうもな

別に…

(改めて近くで見ると……背でかっ!!)

なんでそんなじっと見てんの?

あ、いや…

とりあえず、傷口についてる砂流した方がいいですよ。…バイ菌入ったら大変だし

あー、だな

ジャー…(水道)

……………

(やばい…初対面で気まずいし、何より関わりたくない…!先生早く戻ってきてよぉぉぉぉ!!)
(´;ω;`)

パチッ

(あ…やべ、目合った……)

赤たちとサッカーしてたんだ

(………ん?)

ドリブルで抜こうとしたらあいつの足に引っかかって、そのまま大転倒

(え、待って急すぎて頭ついていかないんだけど…)

今度青も一緒にやる?

えっ…

ん?

な、なんで僕の名前……

は?お前、同じクラスの青だろ?

(同じクラス…オナジクラス…おなじくらす……)

あっ……!桃、くん……!!

うん、正解。知ってたんだ、俺の名前

(なんで僕、気づけなかったんだろ。よりによって、同じクラスの奴と関わるとか、最悪…)

……で?先生がいない保健室に、なんで青がいるの?

それは……

なんとなく自分のランチバッグをチラ見した僕を、桃くんは見逃さなかった

……はぁ

この前、一緒に食べないかって赤と黄に誘われてたよな?

(桃くん、見てたんだ…)

それ断って、こんなとこで飯食ってんの?

………

感じ悪いな、お前

………っ

(そんなの、僕だって分かってるよ…でもしょうがないじゃんか。もうすぐ死んじゃうんだから…)

(………しょうがないじゃんか)

そんなこと、桃くんに言われる筋合いないよ

早くこの場を去ろうと思ってランチバッグを掴んだ瞬間、扉が勢いよく開かれた

保健の先生

ごめん青くん!電話が繋がんなくてー……って、何?この空気

(先生……あともう1分早く帰ってきて欲しかった…言わないけど)

………もうすぐ予鈴なるし、僕戻ります。ここで食べさせてくれて、ありがとうございました

…スタスタ……ピタッ

僕は扉まであと一歩のところで足を止めた

(ムカつくけど……)

先生、その人怪我してるので見てあげてください

保健の先生

えっ、ケガ?うわっ、ほんとだ。どうしたのこれ!

こ先生の驚声を聞きながら、僕は今度こそ保健室を後にした

先生

さようならー

クラスメイト

さよーならー!!!

(ロッカーに荷物入れに行かなきゃ…)

(!!?)

(なんで声掛けてくるわけ……!?)

プイッ…スタスタ…

なんで無視すんだよ。感じわりーぞ

(関わっちゃだめ、関わっちゃだめ…)

おーい、なんか言えよ。保健室にきた俺に「保健室に行け」って言った時みたいにさ

っっ…!//

お前マジでなんなn…!

やっとこっち見たニヤ

(あ……)

ほら、行くぞガシッ

は!?えっ、ちょ……!!

(え……なにこれ、どういう状況…)

なんでそんなとこで突っ立ってんの?

ダンダンッ、スパッ

今日、職員会議かなんかで全部の部活休みなんだよね。誰もいなくてラッキーだった

言いながら桃くんが投げたバスケットボールは、綺麗な弧を描いてリングに吸い込まれていく

……桃くんって、バスケ部なの?

うん。小学校のころからやってる

転がるボールを拾い上げて、今度は下からシュートを打つ。

俺、落ち込んだ時とか、バスケのことだけ考えるようにしてんだよ。体動かしてる間は、嫌なことあっても忘れられるっていうか

青もさ、むしゃくしゃしてるんだったら打ってみろよ

…………

(なにそれ…桃くんには僕がむしゃくしゃしてるように見えたの?)

(だからわざわざ、挑発してまでここに連れてきたの?)

(僕のために……?)

ほら

桃くんからボールが飛んでくる

反射的にキャッチして、避ければよかったって、直ぐに後悔した

………っ

ちょっとざらついた感触。 バスケットボールならではの重み。

………帰る

え、おい、青!

僕は捨てるようにボールを手放して、桃くんの声から逃げるように歩いていった

(桃くんのバカ……自分のストレス解消法が誰にでも当てはまるなんて思わないでよ……)

…っ……ううっ…ふっ、う……

長い廊下を歩いて、壁に突き当たったところで泣きながら崩れるようにしゃがみ込んだ

sakura

ここまでぇぇぇ

sakura

もうなんか、この時点で書いててしんどくなるよね…青くんがぁぁぁぁぁぁ(;_;)

sakura

おつさく!!

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