ご無沙汰しております。
覚えている方いらっしゃるか 定かではないですが、 ぷ。と申します
今回はるぅとくんの生きる話っていうオリジナル曲を聴いて
色々考えて作った作品です!
勝手な考えとかど偏見ぶちかましてるので、苦手な方はブラウザバックをおすすめ致します。
アリツアもいよいよ後半戦ですね❕
さいたまスーパーアリーナ両日行ったら後半戦はおしまいなので全力で楽しんできます🥲
前半戦だと、横アリで2日目の夜公演なんとなんと、センターの最前列で無事タヒって感じだったのでもう悔いはないです😇
早くメンバーに会いたい!!!
という気持ちをバカみたいに 込めて描きました!!!!
では、どーぞ♡
るくん
大きくため息をついて パソコンの電源を落とす
今日は朝から撮影があって お昼頃にメンバーと別れたあと 僕は1人事務所に残って 作業をしていた
そっと溜まっていた通知を開く
「るぅとくん、今日もお疲れ様!」
「るぅとくんの新曲よかった♡」
「るぅとくんが大好き!!」
つい口元が緩む
この言葉たちが 僕の存在意義であり、 僕の生きる理由だ
姿形は見えなくても、 確かにこの胸を 動かし続けてくれている
るくん
「さとみくんとりいぬくんのここが可愛い!ころんくんもここかっこいい!」
自分でも嫌になる
気にしたってどうにもならないし
悪気がないことだって ちゃんと分かってるから
でも、
たまに、
本当にたまに、
周りのみんなに 僕はちゃんとついていけているのか
足を引っ張って しまっていないか
不安で仕方ない夜があって
マイナスな言葉よりも もっと大事に受け取らなくちゃ いけない言葉が沢山あるのに
純粋な好きの気持ちを まっすぐ受け入れられない ことがある
さっきまで画面をなぞっていた 指先が止まってしまう
るくん
机に突っ伏して 目を閉じる
僕は僕にしかできないことがあって、代わりなんていないんだ
そう言い聞かせてみても
だから、辛い だから、苦しいんだ
そうやって黒い心のモヤが 僕に囁く
いっそ代わりがいてくれたら 僕はこんなに...
るくん
まるでリスナーさんが 悪いみたい
誰も悪くないのに
幸せにしたい、 ただそれだけなのに
全部嫌になって 顔を上げた
ちょうど時計が視界に入る
気づけば時は あっという間に過ぎていて
急いで帰る支度に取り掛かる
るくん
広々とした事務所は たった1人で真夜中に 作業するには心細い
お昼の人で溢れた 明るい雰囲気とは裏腹に
今はちょっとの物音ですら 僕の心臓を鷲掴みにする
るくん
さっさと机周りを綺麗にして 長時間お世話になった 椅子を元の位置に戻した
会社を出て、 お腹がすいていることに気づき ふと視線を鞄の中に落とす
るくん
まだ作業が残っていて、 できるだけ早めに片付けてしまいたい
帰ってから家で進めようと思っていたが、時間に気を取られてすっかり忘れていた
ただ、あの真っ暗な部屋に 1人で戻るのは気が引ける
るくん
5秒程度立ち尽くして
覚悟を決めて元来た道へ 振り返った
るくん
るくん
机の上に寂しげに 取り残された スマートフォンと資料が
帰ってくるのを待っていたと 言わんばかりに綺麗に 並べられていた
ブッブー
るくん
急にスマホが振動して 部屋中に響き渡る
心臓が大きく脈を打つ
今度はしっかり資料を 鞄につめて、スマホを握りしめた
ガチャッ
るくん
奥のエレベーターが 開く音がした
るくん
もう日付は変わっていて この時間から仕事する人なんて いるはずない
怖くなって後ずさる
足音が近づいてきて
ドアの前で止まった
るくん
今にも消えそうな声で ドアの向こうに問いかける
パチンッ
入口付近の電気がついて
眩しくて目を瞑った
こくん
さくん
りくん
聞き馴染みのある声
さっき届いた通知の 送り相手だとすぐわかった
正直、安心して泣きそうだった
るくん
るくん
鞄の中にしまった 資料をみんなに見せると
少しみんなの顔が歪んだ
りくん
りくん
るくん
こくん
さくん
心配そうに見つめる みんなの視線が 少しだけ苦しかった
るくん
るくん
るくん
そういえば最近 自分が何のために頑張っているか 分からなくなることが増えた
もちろん僕を必要としてくれている人がいるからこそ、こうして活動しているけど
ふと、自分がいらない存在に なってしまうのが怖くて
ただ我武者羅に 仕事を全うしている 気もする
るくん
るくん
るくん
慌てて笑顔を取り繕ってみたけど 言った言葉を取り消せる筈もなくて
またやってしまった、と 心の中で反省する
りくん
さくん
こくん
るくん
りくん
りくん
りくん
こくん
さくん
こくん
あーあ、
メンバーには いつも助けられてばかりだ
到底、手には届かない存在だ
だけど、
こうやっていつまでも 一緒に笑っていたいと思う
僕が僕自身で
メンバーをすとぷりを 守りたい
るくん
りくん
さくん
こくん
るくん
るくん
泣くつもりなかったのに
気づけば僕は3人の胸の中で 泣いていた
りくん
さくん
さくん
こくん
りくん
僕の頭を大きな手で 優しく撫でてくれる さとみくんの右手も
辛かったよね、と 励まして抱きしめてくれる 莉犬の腕の中も
僕の涙を優しく 拭ってくれた ころちゃんの細い指も
ぜんぶぜんぶが 暖かくて優しかった
こくん
こくん
りくん
りくん
さくん
りくん
さくん
こくん
さくん
さくん
こくん
こくん
りくん
さくん
りくん
るくん
るくん
さくん
こくん
こくん
りくん
りくん
さくん
僕に向けられた この眩しい笑顔が
きっとこれからも たくさんの人を救っていくんだろう
僕もつられて笑った
ぐるぐるぐる...
突然お腹が鳴った
こくん
さくん
りくん
りくん
るくん
ガラス越しに 4人の並んだ姿が写った
どうか3人が 幸せでいられますように
願わくば
こうしてこの先も並んで 隣を歩いていけますように
こくん
ころちゃんに小声で話しかけられ 驚きながら顔を近づけると
こくん
るくん
こくん
恥ずかしそうに顔を真っ赤にしていた
そこまで照れるなら 言わなくていいのに、
とも思ったが そんなピュアなころちゃんが たまらなく好きだ
るくん
僕も小声で話しかける
こくん
るくん
驚いた顔で僕を見つめている
さくん
りくん
るくん
りくん
さくん
ころちゃんにはウィンクして 前を歩く莉犬たちに抱きつく
こくん
りくん
こくん
さくん
るくん
こくん
苦しいも楽しいも 全部隣り合わせだけど
どんなに辛くても 隣にこのメンバーが いてくれさえすれば
僕はきっと いや、絶対に
るぅとという僕を
生きていける
コメント
17件
泣きました、本当にうますぎです
フォロー失礼します!
めっちゃ好きです。ふぉろー失礼します