ここは現世で死んだ人が辿り着く生と死の境目の世界
私達に言わせれば異世界だ。
主人公の理沙と凛紅はヒョンな物事があり、この世界に来てしまった
昔亡くなった二人の友人を探すべく、この世界について調べ始めた。
そんな二人が中心となって巻き起こる様々なトラブル、それを友人と共に解決してゆく!
(この物語はギャグ六割...バトル二割のストーリーである。)
~二人が目を覚ますと、知らない景色が広がっていた~
凛紅
...ここ何処?!

理沙
は?お前の家じゃ...

理沙
...え、ここ何処なん?!

凛紅
さっき僕が言ったぜ?

凛紅
てかさ、何かおかしいんだけど、

理沙
おかしいのはお前の頭では?

凛紅
違うから?!なんかさ?

凛紅
ゲームでしか見ないステータスって書いた画面が出てきたんよ

理沙
寝なさすぎてとうとう幻覚が見え始めたか、

凛紅
なら見てみろよ?!

~そう言って凛紅は理沙に自分のステータス画面を見せた~
理沙
...え?!マジやん!

理沙
こんな画面が出るってことは、現実世界ではなさそうだな、

凛紅
もしかして、異世界ってやつでは?

理沙
異世界...か、なんか想像していた来き方とはちがうし、

理沙
なんか状況が呑み込めないよな、

凛紅
確かに、

凛紅
だがここで立ち止まっていても状況は変わらない、

凛紅
一旦ここの住民を探さないか?

理沙
賛成!

~そして二人が起きたところの少し先にに家らしき物があった~
理沙
すいませーん!

凛紅
誰かいませんかー!

理沙
...応答なし、か

理沙
...じゃあ凸るか!まあ現実世界じゃないのは確かだしw

凛紅
どうやってさ?

凛紅
まあ、お前のことだから何となく想像に容易いが、

理沙
...そうだよな!勿論ぶっ壊して突撃するつもりだ!

凛紅
...本当に良いんだな?

理沙
おうよ!

~そうして二人は家のドアをぶっ壊して入ることになった~
理沙
お邪魔しますー

凛紅
それは入る前にするものでは?!

理沙
あっ、確かにーw

?
誰だ!我の家を壊して呑気に会話をしているクズどもは!

理沙
おっとー?この家主の登場か?!

凛紅
なんでナレーションみたいな口調になってんだよw

理沙
ここは、ゲームでよく言う戦闘シーンの前触れなんだぞ!

?
お?分かってんねー!

?
先手で攻撃する前に答えを言われるなんて思ってなかったぞw

凛紅
へっ、僕らそういうのよく見ているんでな!

凛紅
そうだよな理沙!

理沙
だよな凛紅!

?
てかさ、お前らフツーにゲーム設定の話をしていたよな?

理沙
おう

凛紅
それがどうしたんだ?

?
フツーの異世界の住民はそんな情報分からないんだよ、

理沙
そうなの?!

凛紅
いや、分かってたら逆に怖いだろ?!

?
白髪の言うおりだ!そんなメタい話出来ないはずなんだよ...

?
...っ!もしかして!お前ら"も"現世から引きづりこまれたのか?

凛紅
そうに決まってんだろ?

理沙
じゃなきゃこんなポツンとした家に寄らんわ!

?
ひっでー事言うよなー、

理沙
事実だろ

?
お前らはその喋り方、日本人だろ?

理沙
ってことは、貴方は別の国なの?

?
いや、バリバリ日本出身ですが

凛紅
(なんなんだよ、この茶番みたいな会話)

?
そうだ!名前を伝えていなかったな!

葵斗
我の名は葵斗、サークル中に飛ばされた人なのさ!

理沙
私は理沙、寝てたらいつの間にか飛ばされた人だよ!

凛紅
僕は凛紅、音ゲーをしていたら飛ばされた人だぜ!

葵斗
ってか、お前ら随分と仲がよろしいように見受けられるが、

葵斗
現世からの知り合い同士なのか?

凛紅
知り合いっていうか...ね、

理沙
うちらは従兄弟同士だからね、

葵斗
え?!そうなの?!

理沙
うん、

凛紅
残念ながら、

葵斗
ねね、我一人で寂しかったから付いていかせてよ!

理沙
お!いいね!

凛紅
これで三人組になったな!

~これから三人はこの世界の闇に巻き込まれる事になろうとは、想像する事すら出来なかった~