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適合率何を指しとるかの。体との適合ってのか1番思いつくけど 男→女よりも低い奴がおるからなぁ。だとしたら精神?ええん??? 場所も場所たからなぁ。そういう適合率かもしれん。精神の安定的な ゆうくん神様と口調似てる 100だし。目の前自分の体(多分)なのに何もせんし。様子見
イラストうっめぇすぎる 色々変わってるのは適合率が関係してんのか これ見終わるまでは生きなきゃ……()
挿絵マジすか無夜さん 適合率なんすかそれ気になりすぎて 3話楽しみにしとくわ
参加者No.1 大葛 晃 男性、15歳
適合率:97%
大葛 晃
あの謎の声がしなくなってから 数分後
ようやく身体の感覚が戻った俺は ゆっくりと起き上がった
大葛 晃
俺はその場に胡座をかいて 辺りを見渡す
俺がいたそこは 見知らぬ高貴な部屋だった
限りなく真っ白な壁には 数多の金の装飾が施され それらはきらきらと輝いている
天井には大きく美しい シャンデリアが吊るされており より一層部屋のムードを際立てていた
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
俺は怒りに任せ 乱暴に頭を搔く
そのとき、俺はなにかの 違和感を覚えた
大葛 晃
大葛 晃
俺はその原因を確かめるように 何度も自身の髪を探る
大葛 晃
大葛 晃
俺は目に付いていた眼帯を むしり取るようにして外した
眼帯を外すと 視界はさらに広くなる
大葛 晃
広くなった視界の端に 一枚の大きな鏡が見えた
俺は無意識に そちらへ顔を向ける
その鏡はよく磨かれていて ほこり一つ付いていない
そんな鏡面に、自身の顔が映った
綺麗で大きなその鏡面は いとも簡単に俺の全身を映し出す
そこには
大葛 晃
そこに映ったのは 綺麗で整った容姿をした 俺では無い誰かだった
参加者No.2 舞 遥歌 男性、16歳
適合率:87%
舞 遥歌
俺はステンドグラスに映る 自身の姿を見て、困惑する
格好はいつもの病院服ではなく 洒落た紺色のカーディガンと それに映える赤色のネクタイ
髪も白地に赤いメッシュが入った 格好いい色に染められていた
耳や舌、唇などの至る所に ピアスが付けられており 慣れないせいか少し痒く感じる
舞 遥歌
舞 遥歌
俺は手をグーパーとして そのゴツゴツした感触を楽しむ
舞 遥歌
俺はそれをひとしきり楽しんだあと 今度は思いっきり深呼吸をしてみる
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
俺はその気持ち良い感覚に 思わず興奮の声を漏らす
どれだけ呼吸しても つっかえない呼吸器官
どれだけ動いても 痛み一つ感じない手足
初めての"快感"に 俺は満悦のため息を漏らした
舞 遥歌
舞 遥歌
俺は感激のあまり 辺りをぐるぐると走り回る
しかしすぐに我に返り 恥で頬を赤くしながら 俺は激しく顔を横に振った
舞 遥歌
俺は少し冷静になった後 ぐるりと辺りを見渡たした
俺がいるこの場所は どうやらこの建物の 玄関口のようだ
あるのは玄関扉と観葉植物と その向かいに設置された もう一枚の扉のみ
その三メートルはありそうなほど 大きな玄関扉には、様々な模様の ステンドグラスがはめ込まれている
そしてその玄関扉の前には あまりに広い土間が広がっていた
観葉植物はそこに置かれていて しっかり手入れもされている
土間にはステンドグラスから 差し込んた日差しが 色とりどりに映っていた
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
俺はそこで 再び自身の身体を見てみる
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
俺はそこまで考えると 再び顔を横に振り前を向く
舞 遥歌
舞 遥歌
俺はそう言って気合いを入れ 玄関扉に向かい合う
そのとき、俺は改めて 扉についたステンドグラスの 模様を見つめた
そう、見てしまった
そのステンドグラスを見た時 ゆっくりと頭の中が 真っ黒になるのを感じた
参加者No.3 仙石 伊澄 男性、16歳
適合率:91%
どうも オレは仙石 伊澄っす
いやー、ビビりましたよね 急に頭ん中に声が聞こえてきて 目が眩んで倒れちゃって
意識が戻って何事かと思ったら いつの間にかこの本棚に囲まれた どっかの廊下に移動してたんすよ
ガチでビビりました、ガチで
まあでも一旦落ち着いて ここらを探索しようと 起き上がった訳なんすけど…
オレは今、とても混乱してるっす
なぜなら
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
そう、身体が女の子に なってしまってたんす
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
オレはイラつきのあまり その場に頭を抱えて座り込む
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
オレは意を決して立ち上がり 辺りをぐるりと見渡した
辺りを見渡せば 本、本、本、本、本
様々なジャンルの本が ビッシリと壁一面に収まっていた
仕舞われている本はバラバラで 料理本の隣に英単語帳が 収納されていたりもする
そんな廊下の両突き当たりには それぞれ扉が設置されていた
そして廊下の中心辺りにも 壁の片側に埋もれるようにして 扉が佇んでいる
沢山の本と、計三枚の扉
それ以外にめぼしいものは 特に見当たらない
仙石 伊澄
オレはそうして 廊下の中心辺りにある扉に手をかける
しかしその扉は 鍵がかかっていて開かない
仙石 伊澄
仙石 伊澄
そう言って片方の 突き当たりまでやってくるが その扉も開くことは無かった
仙石 伊澄
仙石 伊澄
オレはため息をつきながら 反対の突き当たりまで向かう
静かで人の気配も無い廊下に コツ、コツ、という自身の足音が 虚しく響き渡る
この廊下はやけに長く 物思いにふけるには十分だった
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
そう独り言を呟きながら歩けば あっという間に扉が目前に来ていた
仙石 伊澄
オレはその扉の前に立ち じっと見上げる
扉には一枚の花の絵画が 豪華な額縁に飾られ掛けられていた
オレはその絵画に 思わず見とれてしまう
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
オレは無意識に その絵画に手を伸ばす
仙石 伊澄
参加者No.3 桂 美代 女性、16歳
適合率:89%
桂 美代
桂 美代
桂 美代
あたし、美代!
とつぜん目がさめて 気づいたら知らない森にいて 男の子になってた!
でもでも ここの空気、すっごくおいしいの!
桂 美代
桂 美代
桂 美代
桂 美代
桂 美代
桂 美代
あたしはそのまま るんるんとスキップをする
どんな状況でも 楽しければそれでいいよね!
そんなとき 遠くの方に大きな建物が見えた
桂 美代
桂 美代
桂 美代
あたしはそう言って 大きな一歩をふみだそうとする
そのときだった
───
桂 美代
あたしは後ろから来た声に ビックリして振り向く
後ろにいた彼は それをなだめるように やさしい笑顔を浮かべた
───
───
桂 美代
桂 美代
───
───
桂 美代
───
彼はそう言って 感慨深そうに何度も頷く
桂 美代
───
彼はひらっと手を動かして ゆったりとした口調で名乗った
ゆう
ゆう
彼はそう、にっこりと笑った
参加者No.5 ゆう 男性、──歳
適合率:100%