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眠い。

朝はなんで

こんなに眠いんだろう···。

軽くあくびをしながら

教室まで向かっていた。

女子1

あっ!

女子2

碧斗くんー!

後ろから

女子の黄色い声が

聞こえてくる。

碧斗!

反射的に振り返ろうとすると

両目を

温かい手に隠された。

碧斗

だーれだ。

希美

碧斗でしょ?

碧斗

やっぱわかるかー。

希美

そりゃあ、わかるよ。

手がどくと

後ろを振り返った。

私の彼氏

碧斗。

本当、カッコいいな···。

碧斗

どうかした?

希美

えっ。

見惚れちゃってたみたい。

恥ずかしい···!

希美

なんでもないよ。

碧斗

もしかして

碧斗

俺に見惚れてた?

バレてる!?

希美

希美

う、うん···。

私が恥ずかしながら言うと

碧斗はニッコリと笑った。

碧斗

素直だね(笑)

碧斗の温かい手が

私の頭を撫でた。

希美

みんなの前で

希美

恥ずかしいよ···。

碧斗

えー、ごめんね。

希美

ううん。

希美

恥ずかしいだけだから

希美

謝らなくても大丈夫だよ。

2限目

体育

体育で

バスケットボールをしていた。

今は練習中。

私の目線の先には

碧斗が居た。

凄い···。

上手だし

かっこいい。

男子1

危ない!

希美

え?

次の瞬間

飛んできたボールは

私の足に

強くぶつかった。

希美

痛い···。

ぶつかった場所は

赤くなっている。

碧斗

先生!

碧斗

南原さん、保健室に連れていきますね。

教師

ええ。

教師

お願いね。

碧斗はこちらを振り返り

手を差し伸べてくれた。

碧斗

立てる?

希美

うん···。

手を取ると

一気に引っ張られ

楽に立つことが出来た。

希美

痛っ!

立っていると

凄く痛い···。

これじゃあ

歩けないよ···。

希美

わっ!

碧斗が

私を持ち上げた。

これって

『お姫様抱っこ』

とか言うやつ···!?

そのまま

保健室へ向かった。

碧斗

失礼します。

碧斗

って、誰も居ないじゃん。

碧斗は

ベッドの上に

優しく置いてくれた。

碧斗

大丈夫?

希美

うん。

希美

ごめんね。

碧斗

希美が怪我したんだから

碧斗

これくらい当然だよ?

碧斗···。

私の口に

柔らかな感触が

当たった。

これって

キス

された···?

希美

あっ、碧斗!

碧斗

何照れてるの(笑)

碧斗

みんなの前じゃ

碧斗

頭も撫でさせてくれないんだから

碧斗

これくらいいいでしょ?

希美

そんな突然···。

碧斗

突然のほうが

碧斗

希美が構えないんだもん。

そんなぁ···。

私のファーストキスが···。

希美

私。

希美

私から

希美

してもいい?

碧斗

いいよ。

目をつぶる碧斗。

だんだんと顔を近づける。

あと1cm···!

養護教員

南原さんー。

希美

っ!

ドアが急に開き

先生が入ってきた。

碧斗

先生、南原さんの足にボールがぶつかっちゃって。

碧斗

痛くて歩けないって。

養護教員

あら大変。

養護教員

とりあえず、冷やして。

養護教員

東雲くん、ありがとうね。

碧斗

いえいえ。

碧斗

それでは、僕はこれで。

保健室を出る間際

碧斗は私に

笑いかけてくれた。

希美

っー!

養護教員

どうしたの?

養護教員

顔が赤いけど。

養護教員

まさか発熱?

希美

ちっ、違います!

碧斗っば

恥ずかしいんだから···。

続きます。

胸キュン

になってましたか?

いいと思った分だけ

♡お願いします!

質問なのですが

相方って

なにするんですか?

この作品はいかがでしたか?

40

コメント

9

ユーザー

(´;ω;`)カンドウダヨ

ユーザー

ありがとう!!

ユーザー

応援してるよ!

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