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近藤
土方
土方
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐
近藤さんと土方が話していたのは、吉原の潜入捜査の件についてだ。 夜王鳳仙がいた頃は幕府でさえ立ち入ることなど出来なかったほどの隔離空間だった吉原も、鳳仙敗れた今では平和らしいが、まだ春雨の管理下にあり、安全な場所とは言いきれない。
そこに最近過激派テロリストの高杉晋助がたびたび目撃されているらしい。 そこで真選組から1人に監察に向うらしいが、今回は1番接触出来るのが吉原の遊女ということもあり、真選組ただ1人女である僕が向かうはずだったが丁度その話を盗み聞きしていた蓮斗も向かう事になった
沖田
隣で僕に今日も悪態をつく総悟の頭を叩く。
ヒイラギ燐
結局最後まで反対していた近藤さんもしぶしぶ納得し、僕が遊女のフリをして潜入捜査することに。 うまく捜査を進行するため、店には話を通して置いた方がいいのだろう。万事屋が吉原の遊女たちと交流があった事をしっていた近藤さんは、僕を連れて万事屋に交渉に向かった。
近藤
近藤さんが銀時に事情を説明すると、銀時はいかにも面倒くさそうに鼻をほじっていた。
銀時
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐
銀時
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐
そんなこんなで、僕は万事屋と共に吉原へ。 吉原で僕達を出迎えてくれたのは、日輪さんと月詠さんだった。
ヒイラギ燐
以前僕が小さくなってしまった時にお世話になったあの月詠さんだった。
ツッキー
銀時
月詠さんと日輪さんに話をすると、案外あっさり了承してくれた。
ツッキー
月詠さんが指さした先には吉原の中でも1番おおきな建物であろうお店。そこは太客が多く来る場所らしく、お偉いさんは必ずそこに訪れるらしい。建物も出される料理も1番質が良い。そうなるともちろん、遊女もそこは選ばれた美女が揃えられていた。
日輪
楽しそうに手を合わせて日輪さんが言う。
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
そして僕は日輪さんに連れられて建物の奥へ入っていく。
ツッキー
銀時
日輪さんや、他の女の人たちに着付け、化粧までしてもらって、鏡をみるとまるで別人だった。 普段化粧もしないし、着物も着飾った物を着ることはない僕には花魁姿の私は新鮮すぎた。
ヒイラギ燐
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ蓮斗
日輪
準備できた僕と蓮斗は月詠さんと銀時の所に戻る。 すると「遅かったじゃねぇか」と、団子を食べながら振り向いた銀時は固まり団子を落とす。
銀時
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
すると、月詠さんが僕と蓮斗の手をとった。
ツッキー
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
銀時
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
銀時
ヒイラギ蓮斗
その後、僕達は月詠さんの言っていたお店に連れていかれる。そこには柵の中に沢山の美少女たちが煙管をふかしていた。 店には月詠さんから話をつけているらしく、僕達はすぐに、彼女たちと同じ柵の中に入れられる。
すると、女の子たちは僕を見るなり話しかけてきた。
モブ女
モブ女
モブ男
店の奥から、お店を切り盛りしているであろう男が注意してきた。 すると遊女たちも「はぁーい」と、大人しくなる。 僕もこの中で浮いていてはダメだと、彼女たちの仕草を真似して煙管をくわえる。
すると、1人の男が店の前を通りかかった。 その男は紫に金色の綺麗な蝶があしらわれた着物を着ていて、その妖艶で異様な雰囲気に目を奪われる。
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐
すると、男は馬鹿の視線を感じたのか、目が合うと足を止めた。
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
高杉
男が声をかけてきた。
モブ女
隣の遊女にそう言われ、柵越しに高杉に近寄る。 おそるおそる顔を上げ、彼の顔を見ると、無表情ではあったが、月明かりの反射か不気味に目は光っていた。
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
そう思い、僕はキッと高杉を睨みつけ 蓮斗はニコッと高杉に笑顔を見せる
高杉
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐
そう言うと、高杉は僕達を選んだのだ。 僕達はお店の人に客間に連れていかれる。
モブ男
ヒイラギ燐
モブ男
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
モブ男
ヒイラギ燐
そう言ったが、忙しそうに案内してくれた人は走っていってしまった。 部屋の襖の前で立ち尽くす僕達。こうしてても何も始まらないと思い、 僕達は襖を開けた。
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
正座で頭を下げて、みんなから教わった喋り方で自己紹介する。
神威
すると高杉ではない声がして、咄嗟に頭をあげる。 すると、高杉ともう1人、僕達の知り合いにそっくりな男がいた。
サーモンピンクの髪をみつあみにして、チャイナ服をきているその男は僕達を見てニコニコしている。
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐
ヒイラギ蓮斗
ヒイラギ燐