ある日の夜
まぁ
まぁ
まぁ
そういって筆箱を手に取った。
まぁ
まぁ
数日前、筆箱投げ大会をしてずっと持っていたらしい
まぁ
まぁ
まぁ
外です!外だよ?外だからね))))
ピーンポーン
まぁ
まぁ
まぁ
(ねぇまぁちゃん来ちゃったよ?
(大丈夫だよーーーがいることには気づいてないんだから
まぁ
バッチ君とは明らかに違う、女の人の声が聞こえてきた。
ガチャッ
バッチ
バッチ
まぁ
バッチ
バッチ
まぁ
バッチ君の声を聞いていると、何だかバッチ君ともうちょっと一緒にいたいなと思った
まぁ
バッチ
その言葉が、思いきり胸にぐさりと刺さった。
まぁ
バッチ
何だか、逆に悲しくなってきた。
というか、何故ここまで私が入ることを拒んでいるのだろう?
何だか怪しい。
まぁ
バッチ
私の剣幕に押され、バッチ君の私の手を握る手の力が緩んだ
そして私は家の中に入った
ガチャッ
まぁ
まぁ
私は、バッチ君の床に転がっていた紫色の筆箱をとった。
他に誰かがいるようでもなかったので、
出ようとした、その時_。
ガタンッ
まぁ
まぁ
まぁ
そういって私は、ベットの横にあるクローゼットに近寄った。すると
バタンッ
クローゼットの扉が、開いた。
まぁ
私は一瞬、目を見張った。
そこから出てきたのが_
ここな
ここな
ここな
まぁ
ここな
まぁ
思わず怒鳴り声を上げた
そして気づいたら、右手が上がっていた。
ここちゃんを叩こうとした、その時__
ガシッ
まぁ
バッチ
呆れたように私のことを見てくるバッチ君。
その顔を見て、沸々と暑いものが込み上げてきた。
まぁ
まぁ
バッチ
バッチ
まぁ
まぁ
ここな
まぁ
ここな
平然とした顔でそう告げられ、怒りを通り越した憎悪がやってきた
まぁ
震える声でバッチ君に訪ねた。
もしかしたら、違うといってくれるかもしれない
そんな淡い期待を抱いていた。
バッチ
まぁ
でもバッチ君は、『冗談だよw』何て言ってくれなかった。
苦い顔をして、首を少しだけ縦に振った。
たったそれだけだった。
まぁ
まぁ
目頭が熱くなってきた、
ダメだ、このままだと全部言ってしまう
まぁ
ああそうだ、と思った
私はとっくに切り捨てられていたのだ。
だからもう、私も全部、切り捨ててしまおう。
まぁ
そう言って筆箱を投げつけて、部屋を出た
バッチ
無防備に開け放たれていたドアから出て、何とか自分の家まで来た。
まぁ
まぁ
ああだめだ、と思った。
私は、失敗したのだ。
人生初めてで、一年間続いた恋なのに
呆気なく、終わってしまった。
泣き張らした目で、ふと壁を見ると
カレンダーが目に留まった。
今日、7月22日
ハートで囲ってある、大切な日。
ああそうか、今日は、私たちが一年前付き合った日だ。
この日に私の青春は、友情は始まって、
そして今日、私の青春も友情も恋も、全部全部壊れてしまった。
なんともまあ、皮肉なことだなあと自虐的に笑った。
とその時
ライン♪×2
ライン通知が鳴った。
でも今はそんなこと、どうでもよかった。
夜の闇の中、私は朝が来るまで泣き続けていた__
コメント
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投稿凄い早いですね、!